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同音読みをする椿大神社から、鈴鹿の茶畑の中をぬうように進むと、世辞にも賑やかな道路沿いとは言い難い、ほんの路地の横道を入ると、確かにそこに一宮・都波岐奈加等神社がある。
御祭神は猿田彦大神。椿大神社と同じ。
そして実は2つの神社になっていて、奈加等神社が天椹野命、中筒男之命。
まっすぐ前だけを見ていると、たぶん見逃してしまうような狭い道を曲がる。
鳥居が見えたから間違いない。
学校がひけた近所の子供たちが、その狭い道でまるで、かくれんぼでもするかのような場所だ。
段差一つない平坦な鎮座地。
長い階段や急坂を登り降りすることもなく、鳥居も本殿も社務所も灯篭も、一面の中に収まっていた。
夕暮れの迫る時刻だったが、宮司さんが一人で境内の掃き掃除をなさっておられた。
御朱印をお願いして参拝。
とてもシンプルな造りの拝殿と本殿。
リラックスできる参拝風景。
実は御朱印帳を失念していて、翌日、帰路にもう一度お伺いして御朱印をもらう。だから11月3日付。
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