静岡市駿河区にある久能山東照宮に行ってきました。
久能山に直接行くと、1000段を超える階段を上がらなくてはいけませんので、
久能山のさらに上にある日本平駐車場から、ロープウェイで向かいました。
日本平ロープウェイ乗り場の駐車場。ガラガラでした。
お殿様が乗る籠をイメージしたゴンドラ。
もう一基はオレンジ色のお姫様仕様だそうです。
日本平はその昔、日本武尊(やまとやけるのみこと)が東征の際、草薙の原で野火の難にあったときに、
天叢雲の剣つまり草薙の剣でなぎ払い、難を逃れたのがこの辺りとされています。
その後、日本武尊がこの山頂に登ったという説話です。
別にアトラクション的なものはありません。
ただひたすらに眺望を楽しみます。(下のほうに写真あり)
神社にも関わらず拝観料というか、参拝料を払います。
日光東照宮もそうですが、神社メグラーとしては些かむっとしております。ちなみに一般大人500円。そして博物館は別料金。
御祭神はもちろん徳川家康。
1616年4月、徳川家康が駿府、現静岡市内で亡くなると、その遺命によりその夜のうちに久能山に葬られました。
二代将軍徳川秀忠により1年とか2年とかの歳月で建てられたということです。
久能山の麓、つまり南側から来ると、ここまでで1000段くらいの階段を上ってきます。
一段ずつが高いのです。昔の武田信玄ゆかりの城郭跡らしいです。
唐門へは直接行けず、向かって右側から回り込みます。
途中にある日枝神社を参拝させるためか、正面に見える直通階段の老朽化のためかわかりません。
拝殿は日光東照宮と同様、他の神社にはないような神輿のようなつくりですね。
本殿まで間近に見えるのはうれしいです。
別に日光東照宮を絶賛しるわけではありませんが、それに比べると規模を縮小した東照宮という感じでしょうか。
ただ、見栄えが良いのは繰り返し修復しているからでしょう。
当時のまま?と思えるものは石段くらいかな。
周りの木々も見た目、なんだか細いような気がして、年代物には見えません。
さらに奥上層に進むと家康公の廟があります。
日光もそうですが、本当に徳川家康の遺骨が入っているのかは疑問ですね。
私の目当ては御朱印帳。
観光地でありますから、御朱印は日付だけその場で入れてくれます。
最近の台風により、久能山や日本平の山が崩れかけております。
木が宙に浮いた状態になっています。思ったのですが、この辺りは大変もろい地層になっているのでは。
日本平東展望台より駿河湾と富士山を臨みます。
帰路、今年開通した新東名の話題になっている沼津駿河湾SAに寄りました。
2Fテラスより眺望。思ったより狭い印象です。
フードコートで食事をしたのですが、フードコートで味云々は言えませんが、それにしてもまあまあの結果でした。
最初は物珍しく混雑していますが、名物でもない限り他のSAと同じでしょうね。