ねぎぼうの神社めぐり

全国の神社をめぐり、御朱印と御朱印帳を収集しております。
私なりの感想を勝手に述べております。

納得がいかない「一の宮巡拝完全ガイド」・志摩国一の宮・伊雑宮編

2012-07-14 08:44:34 | 神社

ある出版社発行の「一の宮巡拝完全ガイド」を見ています。

一の宮をめぐる者にとって、とても参考になる書籍です。

しかし、ちょっと「おや?」と思うところがいくつかあって、出版社に問い合わせてみましたところ、
ご丁寧にご回答をいただきました。

ところが、そのご回答にもちょっと納得がいかない私です。
まあ、そんなに追及するようなものではありませんし、
第一、歴史というものは、もともと解釈や史実とされているそのものの真が曖昧なところがありますから。

今回は志摩国一の宮・伊雑宮(いざわのみや)が同書にはない点が納得いきません。

とてもアバウトな言い方ですが、たいていの一の宮本を見るにつけ、
志摩国、現在の三重県東部の鳥羽市、志摩市を中心とする、
思っているより広範な周辺地域を指すのですが、
その地域の一の宮神社は伊雑宮と伊射波神社(いざわ神社)となっています。

 

この「一の宮巡拝完全ガイド」には伊雑宮は載っておりません。

志摩一の宮として伊射波神社は載っています。

 

出版社に問い合わせたところ、次のような回答をいただきました。

◆志摩一宮として伊雑宮をあげなかったのは、編集時点(2011年3月時点)
で全国一宮会のリストに入っていなかったからだそうです。
発刊後に情報が変わった形となり申し訳ありませんが、
ご了承いただければ幸いです。

2011年3月時点とありますが、それ以前発行のたいていの「一の宮本」には、
志摩一の宮は伊雑宮と伊射波神社が掲載されています。

このご回答にはそうとう苦しいところがあると考えざるを得ません。 

伊雑宮は伊勢神宮の別宮で、言ってみれば伊勢神宮代行みたいな。

いわれは、倭姫云々とあるが、元伊勢をめぐる説の中で一時天照大御神のお祀りに関連しての言い伝えみたいなものがあるらしいが、資料等いっさいなく、宮自身のパンフレットやホームページにも「一の宮」という記載は出てきません。
 

  

 なにか周りが担ぎ上げていて、本人は関知せずの様相を呈している。

 ちなみにもう一つの志摩一の宮・伊射波神社は、たどり着くのが困難と言っては言い過ぎかもしれないが、そこに行くぞ!と決めて行かないといけない立地で、神職の在中もなく、一の宮めぐりの中でも、越中国一の宮・雄山山頂に座する雄山神社峰本社とともに難易度の高い社とされています。


納得がいかない「一の宮巡拝完全ガイド」・誉田別尊の編

2012-07-13 06:52:43 | 神社

表紙写真は駿河一の宮・事任八幡宮です。

ある出版社発行の「一の宮巡拝完全ガイド」を見ています。

一の宮をめぐる者にとって、とても参考になる書籍です。

しかし、ちょっと「おや?」と思うところがいくつかあって、出版社に問い合わせてみましたところ、
ご丁寧にご回答をいただきました。

ところが、そのご回答にもちょっと納得がいかない私です。
まあ、そんなに追及するようなものではありませんし、
第一、歴史というものは、もともと解釈や
史実とされているそのものの真が曖昧なところがありますから。

でも、これから考察していくにはよい題材だと思って記載してみました。
今回は八幡宮の御祭神・誉田別尊のことです。

まず、同本中、私の大好きな一の宮の一つ、事任八幡宮という駿河国一の宮と、
私はまだ訪れたことのない豊後国一の宮の柞原八幡宮の御祭神の名称表記の件なのです。
出版社に質問をした後に鶴岡八幡宮も同様だと気がつきました。

どちらも八幡宮とあるからは、誉田別尊(ほむたわけのみこと)こと第15代天皇・応神天皇が御祭神なわけで。
しかしながら、その2つの八幡宮のページには「応仁天皇」という表記になっているのです。
読みは確かに、どちらともそのように読めるのではないかと思いますが、
「応神」を「応仁」と表記されたのを見たのは初めてです。

もっとも、学識のない私などが、見たのは初めてなどと言っても、
それは単なる不勉強なだけかもしれませんが。

ちなみに、同本による一の宮の中で、八幡宮と名乗っているもう一つ、肥前国一の宮・千栗八幡宮は「応神」と記されてあります。

こちらの件を出版社に問い合わせたところ、以下の文章でご回答をいただきました。

◆応仁天皇の記述ですが、一般には応神天皇です。
しかし、神社の由来や古書によっ ては応仁天皇の名称を使っているものもあります。

事任八幡と柞原八幡宮の執筆をした著者は、そちらの名称をとったということでした。

駿河国一の宮・事任八幡宮でいただいたパンフレットは以下です。
    

先にも記述しましたが、私などにはまだまだ思いもよらない諸説や、
史実を勉強しなければいけないと思います。
いずれ大分県、豊後一の宮柞原八幡宮に行こうと思っていますが、
その際には、ちょっくら御社にお教えいただこうかと、
新たな楽しみというか、遣り甲斐ができました。

偶然にでもご覧いただいた方で、この件に関してご教授いただくことができれば、
とても幸いに思います。

続きは志摩一の宮・伊雑宮に関してです。
またお付き合いください。


ソラマチに行ってみて

2012-07-10 18:03:39 | 旅行

東京スカイツリータウンに行ってきました。

駐車場が足りないという報道等がありまして、心配しながら向かったのですが、
地下駐車場は驚くほど広大で、けっこう余裕な感じがしました。
大通りまで誘導員が出ていて、分岐点分岐点にちゃんと案内人が出て、
とても気が利いていました。

エレベーターは私の部屋よりも広いのではないかと。

とりあえず5Fの水族館へ。
2,000円という高値にはビックリ。


しかも、目玉となる展示はほとんどなし。
まあ、主題が隅田川と東京湾ですので、無理もないか。
 

一番大きな水槽・・・といっても大型水槽はこれだけなのですが、
高さは2階分ありますが、幅は10歩も歩けば終了。

ペンギンを下から腹部分を見るのは、恥ずかしながら初めて。

唯一の大型水槽で餌付けが始まりました。
あまり迫力ありませんね。
 

ツリーの展望台には5月の末に、すでに登っております。
そのときは一番早い時間でしたので、商業施設は10時前で開店前でした。

今日は正午前でしたが、おびただしい人がいるではありませんか。
平時の午前中でこのありさまですから、土日、夏休みに入ったら、
どうなってしまうのか、想像するのも気持ち悪くなります。

レストラン街はどこも大行列。
30分ほど待って洋食の店に入りました。

オムライスとハンバーグ、エビフライのセットメニューがお薦めということで、
そちらをいただきます。

けっこうボリュームがあって、おなかいっぱい。
エビフライに添えてあるタルタルソースが、ことのほか美味しかったです。
ハンバーグはしっかりとナツメグの香りがして、とてもジューシー。
ふわトロのオムライスはボリューミーなケチャップライスが。
そのケチャップライスが少々酸っぱめだったが気になりました。

建設中のスカイツリー周辺に何回か行っているのですが、
絶好の撮影ポイントだった場所は、この閑散たるありさま。

訪れたときにも、とても心配だったのですが、
ツリー建設特需も、完成とともに終了ということですか。
ツリータウン、ソラマチに入ってしまえば、誰も外の商店街に行こうとは思わないのではないでしょうか。


おおさかと構想

2012-07-09 06:44:21 | 日記

大阪の都構想が実現の方向に向かっておりますね。

現状のもろもろを考えると、よいことだと思います。

ところで、「おおさかと」というネーミングですが、
まだ正式に決まっているわけではないと思いますが、
「だいはんと」とするのが良いのではないかと思います。

東京都は「とうきょうと」と読み、音読み+音読み+都ですから、
その例からすると「おおさかと」では、訓読み+訓読み+都になるわけです。

名古屋あたりで声が上がっている中京都構想も、
たぶん「ちゅうきょうと」と発音するのでしょうから、
大阪でも「だいはんと」としたらどうかと。

いえいえ、平成の維新とおっしゃっているのなら、
そんな前例などには拘らないのでしょうね。

それならいっそのこと、「おわらい都」とか「よしも都」、
あるいはもう「はしも都」でも良いのではないかと。