ねぎぼうの神社めぐり

全国の神社をめぐり、御朱印と御朱印帳を収集しております。
私なりの感想を勝手に述べております。

信州 戸隠神社

2011-06-24 08:23:36 | 神社

上信越自動車道・信濃町ICから山道を行く。
その方向からだと奥社に先にたどりつく。
しかし、もう少しだけ進むと中社がある。先にそちらから参拝。

戸隠神社・中社は天照大神が岩戸に隠れたときに、神楽などを執り行いお出ましいただく算段を考案された知恵の神様・天八意思兼命(あまのやごころおもいかねのみこと)という御祭神。

こちらの中社は賑わってはいるが、道のり等、苦にならずに参拝できる。
シックな御朱印帳をゲット。
 

中社から県道36号線を信濃町IC方面へ少し戻ると、広大な駐車場がある。
日曜日というのもあって、駐車スペースがなかなか空いていない。
ほんとうに隅っこの、観光バスの脇にわずかな地面を見つけ、なんとか停める。

この夥しい数の車数からは想像できないくらい、その奥社への入口周辺は閑散としていた。
そこから延々と急勾配ではないが直線で登りが続く。
しかも行列を作るように参拝者が歩く。

約30分ほどしたところに随神門があり、そこからさらに上には、また直線の巨杉並木が延びる。
やがて石段になり、それが幅の狭い石階段になると、やっと奥社の建造物が見られるようになる。
 
駐車場のある鳥居から、ゆうに1時間以上はあった。

御祭神は天照大神がお隠れになっていた天の岩戸の扉をこじ開けた天手力雄命。
その岩戸の扉が飛んで着いたのが、この地であるという神話的なものもあるらしい。
戸隠山全体が信仰の対象としてみれば、諏訪大社の例もあるように、
長野県中部から北部にかけて、日本国古来の住民が、それぞれ旧住地からここいらへ移ってきたと考えられる。

決して平坦ではない境内は、こちらも参拝者で溢れるようになっている。
世辞にも気の利いた拝殿・本殿とは言えないが、列を作って参拝する。

授与所も当たり前のように列が出来ている。
よく見ていると、そこに並ぶほとんどの人のお目当ては御神籤。
生年月日を申し出て、それに該当する御神籤を受ける。だから手間がよけいにかかる。

中社・奥社の御朱印帳は同じものという確認をしてから、御朱印を依頼する。
整理札をもらってから20分ほどかかった。
本殿わきに座する九頭龍社の御朱印もいただいた。


越後一の宮 居多神社

2011-06-14 18:46:58 | 神社

まず“こたじんじゃ”と、初出から読める人は、そうはいないと思う。

新潟県上越市五智に座する。
御祭神は大国主命他。
一の宮では有名な大国主さま。または大己貴命(おほなむち)。

いずれ寄せてもらう能登、越中一の宮にはこの大己貴命の御祭神が多い。
位置的からしても、日本海側を信仰者が移動してきたか、伝わったりしたのは間違いないと思う。

案内には813年に従五位の下を朝廷から賜ったとあるから、
それ以前にはあったのだろう。

13世紀初頭、越後に配流となった親鸞聖人がこの居多神社に参拝され、
念仏が盛んになるようにという和歌(うた)を詠まれた。
それにまつわる言い伝えが残り、境内には聖人の像が立つ。

また、ご利益が縁結び、子宝、安産とあるが、
“こた”という呼び方が「子多」につながるではないかと思うのは、邪推過ぎるか。

正直言って、周りを樹木で囲まれた杓文字のような地形で、
その柄にあたるところが参道になるわけだが、授与所も社務所も見当たらない。(ただし、駐車場は広大)
ここまで来て無人とは・・・あせった。

拝殿に向かって左側に民家があるので、ダメでもともと、声をかけさせてもらった。
そちらに神職がいらした。たぶんご神職だと思う。
なにはともあれ、快く一の宮帳に御朱印をいただいた。

ご丁寧なパンフレットもいただき、遠方よりの労をねぎらっていただいた。
とても気分よくなった。


越後一の宮 弥彦神社

2011-06-13 16:28:31 | 御朱印

新潟県西蒲原郡弥彦村に鎮座する弥彦神社。
越後一の宮である。

御祭神は天香山命(アメノカゴヤマノミコト)
天祖降臨の際、ニニギノミコトに従っていらっしゃった神様の一人。

本殿裏手には観光名所でもある弥彦山があり、
よくありがちな“お山信仰”かと思いきや、それもあるだろうが、
こちらの御祭神は、どうやら開拓史に関係があるようだ。

塩の作り方や農耕の技術を伝えたとされている。
神社周辺をまわってみると、それも納得。
広大な田園がひたすら続く。
しかも、それらの水田を、どこの農家が管理しているの?というくらい、人家も見当たらない。

上越新幹線開通に合わせて建設された“日本一の大鳥居”は、比較的新しいとはいえ、
この規模の両部鳥居に出くわすのもはじめてで、度肝を抜く。
そこから本社まで、ゆうに3キロは超える。

一の宮帖に御朱印をいただく。
そして御朱印帳もゲット。
こちらの御朱印は下の御朱印帳にいただいたもの。 

スカイラインかロープウェイで弥彦山展望台に行く予定でいたが、
あいにくの天候で断念。