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能登の国唯一の一宮は、石川県羽咋市(はくいし)にある氣多大社(けたたいしゃ)。
越中一宮・氣多神社は、こちらからの勧進。
ご祭神は大己貴命、すなわち大国主命。
こちらでは縁結びの神様の色合いでいらっしゃいます。
社殿によると、第10代天皇・崇神天皇(すじんてんのう)の御代に社殿が造営されたとあるから、
紀元前50年前後の頃になるのだろうか。
奈良時代には京にも名が知れた大社となっていたというらしい。
その後、万葉集編纂でおなじみの大伴家持が当地に守として赴任された際に、
参っているそうだ。
その敷地は約1万坪に及び、古代より人の入れない「入らずの森」という、
恐ろしげな場所を抱える大社である。
大鳥居のすぐ側は海岸となっている。
大社というのは、どこも観光地的な趣が目立つ。
こちらも大駐車場には土産物屋などがある。
一の宮帳に御朱印をお願いしたら、「氣」と記したお札をちょうだいした。
しかし、パンフレット的なものは見当たらず、大社のわりにちょっとがっかり。
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