ねじろうTIME

座右の銘は「少年の心、大人の財布」
気持ちはそのままに美しく老いる方法を模索する今日この頃。

パンデミックな年が終わる

2020-12-31 16:02:05 | つれづれ
今年の2月頃からだろうか。


中国は武漢から発生した新型コロナウィルスによる感染症がぼつぼつと恐怖の種をまき散らし始め、やがてそれは全世界を巻き込んだ。

映画でしか知らないようなパンデミックである。

日本では感染者26万人、死者3000余人。
世界では感染者8800万人、死者190万人。

今日本では第3波と言っている。

しかしそれは違うと思う。

まだ第1波の途中だと思う。

我々は何らコロナに対して攻撃はしていないのだ。

ただコロナの餌食になるのを恐れて、コロナが取り付いているかもしれない人との接触を避けた時だけ感染者数が減少したに過ぎない。

良くも悪くも日本人というのはムードに弱い。

みんながそういうんなら、まぁ従っとこうか、無難だし。

緊急事態宣言が出た時には全体が声を潜めて自粛した。

人の動きが止まれば、運び屋の居なくなったコロナは広がることはできなくなる。

したがって感染者数は落ちる。

しかし、人の動きがなくなると、人が集まることで商売が成り立っていた人たちは忽ち困窮する。

そこでGO TOキャンペーンが登場する。

ただ旅行しなさい、外食しなさいではコロナの恐怖がある人たちは動かない。

政府のいつもの手口、やってほしいことには金を出す、と言ってもこれはすべて税金なのだがね。

旅行代金を半分補助したり、100円の外食でも500円の金券を出したり。

まんまとその作戦にはまったり、「あ、政府が旅行したり、外食したりしなさいって言ってるんだから大丈夫なんだ。」というムードが日本中に立ち込めた。

その結果、連休明けやクリスマス明けには感染者数が激増している。

世界に比べればまだましという声もある。

確かにそうかもしれない。

しかし我々に問題なのは日本である。

パンデミックに加え、母の死と、大地の来年の中学受験、記憶に残る1年であった。

来年こそは逃げるだけだったコロナに一撃加える、そういう年になってほしい。



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