まったり生活

浜寺公園のこと、草花のこと、猫のことなど、etc

綺麗な花にはとげがある。

2007年05月15日 | 浜寺公園
バラには、必ずとげがある!と思われますが、実はトゲない
バラがあるのです。
”黄モッコウばら”でつるつるお肌です。浜寺公園のバラ庭園内
「湖沼・水路の景」や「里の景」にあります。

もう一つ、あり得ない物は”ブルーローズ”です。
もともと、青色に関わる色素が無いのです。
ブルーと言っても薄紫や赤紫ぽいものです。やはり、青には
程遠い色です。某お酒のメーカーが作れたブルーロースは
遺伝子操作で作られたもんだと聞いています。
無から有は生まれないでしょうね。
でも、香りは「ブルーの香り」というのが存在しますが!?

ブルーローズには、不可能とかあり得ない物という意味があるそうです。

ローマ神話から

春と花の女神フローラが愛するニンフ(森や泉の精)を失ったとき
オリンポスの神々に、ニンフの遺体をバラにかえて欲しいと頼んだそうです。
フローラの願いはかなえられました。ヴィーナスは、そのバラに、美を
西風ゼフィールスは風で雲を吹き飛ばして、アポロの光の祝福が届くように
してくれました。3人の女神たちは、美と優雅と喜びを。酒の神バッカスは
香りを与えました。そして最後に、フローラが花弁に色を与えました。
ニンフは、香り高い美しい花へと生まれ変わりました。
しかし、フローラは冷たくて死を暗示する不吉の色だからと、青色だけは
与えなかったそうです。
だから、青いバラは存在しないというお話でした。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。