もうすぐ、最終回

”浜寺公園バラ案内”も、春の案内は６月２日を残して
終わりです。また、秋の案内までお休みです。
でも、活動は続きます。

２期生の募集が始まるそうです。（養成は１１月から）
確か、６月ごろと聞いてのですが、はっきりわかったらお知らせします。
関心のある方は、府政だよりや新聞などで見てください。

前までは、あまりバラに関心は無かったのですが、案内を始めてから
バラが目に付きます。近所のバラ、道すがらの庭。
バラ模様に、バラの香り。
この間は、図書館に折り紙教室の作品があって、やはりバラの折り紙が
目に付きました。どう、折ってあるのか気になって気になって

今春は、沢山の方がお話を聞いてくださいました。もっと、勉強して
楽しいお話が出来るよう、勉強します。秋を、楽しみにしてください。

でも、もう１日有りますので、是非６月２日来てください。

本物の迫力

今日、槙尾山に連れて行ってもらいました。ヤマイバラ、ヤブイバラを
見に行きました。浜寺公園でも自然にあるように、工夫されています。
が、しかしホンマモンはスゴイ！一日中、陽にあたる場所にあるものは、
絡みついた木を覆い隠すぐらいになり、今まさに花満開。
好条件の場所にせっかく生えたのに、後の生育環境の変化で日陰が出来たものは
花を付けられず。と、いろいろです。

帰りには、信太山のテリハノイバラも見にいきました。
近くに住んでいるのに、ぜんぜん知りませんでした。
2週間ぐらいで、ハナが咲くそうです。その頃、見に行こうと思います。
上手く写真が取れたら、ここにのせたいと思います。お楽しみに。

昨日は、『グレートジャーニー』の関野吉晴さんの講演会
”人類５万キロに旅からのメッセセージ”を聞きに行きました。
テレビでもずっと彼の旅の行程を放映していたので、知っている人も
多いと思います。

どこにあんなパワーがあるのでしょうか。
人懐っこい笑顔で、淡々とお話されていました。
大学時代から、探検をされて現場での医療の必要性を感じて
医学部に入学されたと伺い、ただただ　すごい
思った、感じただけで、お医者さんにはなれません。

２００４年７月から「新グレートジャーニー　日本人の来た道」
をスタートされ、５年がかりの旅になる予定だそうです。

となると、２００９年にゴールの予定ですね。
そのとき、関野氏は還暦
とても、そんなお年には見えません。１０歳は若く青年のような人でした。

本物はすごい。と感じた２日間でした。

お話を一つ

バラのお話です。バラって花みんな知っていますか。
きれいだけど、トゲが痛いお花！　そうそう、よく知っていますね。
でも、バラでもとげの無いのもあるんですよ。
でもそれは、また違う日にお話しましょう。
バラの花をじっと見てごらん。そうそう、ぐっと近づいて大きな花の
方がいいかな。むずかしい、せんもん的な言葉でいうと『ハイブリット・
ティー』　お花の名前の横に「Ｈ・Ｔ」って書いてあるでしょう。

バラのがくを見てごらん。リッパなおひげのがくが１枚、、少し
小さいけどやはりリッパなおひげのがくが１枚、そして、半分しか
おひげが無いがくが１枚、おひげが無いのが２枚。

まだまだ、咲きそうもないつぼみをさがして。
バラのお花はお姫様。しっかり守っているのは、がくの家来です。

まず、大きくておひげがたくさんはえている隊長さんが、一番先に
開きます。もう開いてもいいか、しらべます。あたたかいかな、
風は強くないかな。次は、副隊長さん、それとも半分しかおひげの
はえていない、見習いさん。いえいえ私がと、乳母さんが開くのかな。

そして最後に、おつきの女の子が開きます。
お姫様、いつでもさいていいですよ、と。

もっとむずかしいこといえば、カニナ系のバラが一番わかりやすいです。

おばちゃん以上

電車での、ひとコマ。
一女子高校生は、電車が来るまでベンチに座っています。
電車が来ると、乗車するため２列に並んでいる一番先頭
の横に立ちます。ドアが開くと先頭の人と電車の間に
入り込み、座席を確保します。
いつも凄いなあーと、見ています。大阪のおばちゃんでもできない
疲れているのかな？
この駅は、単線の駅で、一駅だけなんです。

バラの花もいっぱい咲いてきました。
我が家も、家中バラです。切り花で楽しんでいます。


明日は、浜寺公園のバラ庭園にて、
”無料案内”があります。是非、お話を聞きに来てください。
時間は　１０：３０　　１１：３０　　１３：００　　１４：００
冠木門前に来てください。

それと、夕方、１８：３０～１９：３０までコンサートもあります。
場所は、バラ庭園の街の景のど真ん中です。

バラ庭園のトリビア

１．バラ庭園を入っていくと、池があります。
その横に白い漆喰の築地塀がありますが、ここの巴瓦の模様は
ハマナスです。

２．農家風民家は、休憩所です。その建物の横に庭があります。
そこには、農家らしく畑にしています。
ナスやきゅうり、イチゴなどが植わっています。

３．浜辺の景には日高から来た本物の漁船があり、古い漁船にハマナスが
咲いていると言う風景を作り出しています。
北海道や島根の浜辺の様子だそうです。

４．所々に、松にバラを絡ませているのが見られます。
あまりピンとくる組み合わせではありませんが、『不老長春』
といって中国では古来めでたい組み合わせなのです。
同様に、竹とバラの組み合わせは『平安長春』といい、
やはりめでたい組み合わせです。

５．礫山苑（ロックガーデン）の秘密
大阪の平野のど真ん中。しかも海岸べりという最悪のコンディション
でなぜ、高山植物が育つか？
栗石の上に瓦くずを敷き、数種類の日向砂を順に層を作っていく。
最後に六甲砂で抑え、桐生砂で化粧を行っています。平均１ｍ。
ここに、２ｍの丹波石を差し込んでいます。（涼しそう）
そして自生地の条件を考えて、植えつける場所を選んでします。

本当に、ここに植わっている草木は、苦労して登らなければ
見れないものばかりなのです。

綺麗な花にはとげがある。

バラには、必ずとげがある！と思われますが、実はトゲない
バラがあるのです。
”黄モッコウばら”でつるつるお肌です。浜寺公園のバラ庭園内
「湖沼・水路の景」や「里の景」にあります。

もう一つ、あり得ない物は”ブルーローズ”です。
もともと、青色に関わる色素が無いのです。
ブルーと言っても薄紫や赤紫ぽいものです。やはり、青には
程遠い色です。某お酒のメーカーが作れたブルーロースは
遺伝子操作で作られたもんだと聞いています。
無から有は生まれないでしょうね。
でも、香りは「ブルーの香り」というのが存在しますが！？

ブルーローズには、不可能とかあり得ない物という意味があるそうです。

ローマ神話から

春と花の女神フローラが愛するニンフ（森や泉の精）を失ったとき
オリンポスの神々に、ニンフの遺体をバラにかえて欲しいと頼んだそうです。
フローラの願いはかなえられました。ヴィーナスは、そのバラに、美を
西風ゼフィールスは風で雲を吹き飛ばして、アポロの光の祝福が届くように
してくれました。３人の女神たちは、美と優雅と喜びを。酒の神バッカスは
香りを与えました。そして最後に、フローラが花弁に色を与えました。
ニンフは、香り高い美しい花へと生まれ変わりました。
しかし、フローラは冷たくて死を暗示する不吉の色だからと、青色だけは
与えなかったそうです。
だから、青いバラは存在しないというお話でした。

ライトアップ＆コンサート

昨日、浜寺公園バラ庭園でのコンサートに行ってきました。
いつもと違う雰囲気で、とても良かったです。
クラシック、映画音楽、アニメの曲と大人から子供まで、楽しめました。
写真では、わかりにくいでしょうが、中央に見えるのが演奏者です。

バラに、囲まれた中での野外コンサートで、今はやりの
ガーデンウエディングみたいでした。どこからか、花嫁さんが
入場しそうな感じでした。かすかに、バラの香りもします。
来週は、もっと花が咲くので香りも強くなるでしょう。

ライトアップは２１：００までです。けっこう遅くまでしてますので
会社帰りにお友達と、またデートに


色々なバラがありますが、どんなバラが好きですか。
真っ赤なバラ、深紅のバラ、黄色、白、ピンク、ブルー？（実際には
薄紫ですが）
わたくしは、”ブラックティー”が好きで、家にも植えています。
浜寺公園では、街の景の一番奥に植わっています。
華やかなバラを見て、最後に見るせいか「ぼけた色」とか「色あせている」
と、なかなかお褒めの言葉はいただけない花色です。

見たことは無いのですが、"カフェオレ”と言う花もあるそうです。

練習 №３

バラ庭園の南門の外で、汽車乗り場の前あたりです。
アイスバーグと言うバラです。まだ咲いていませんが、白い花です。
（下に移っているのは、デイジーです。）
今年、冬季剪定させてもらいました。少し、慣れたというか
大胆になったと言うか、結構すっきり切りました。
でもごらんのように、沢山のつぼみを付けてくれました。

１９８３年のバラの名花に選ばれたバラです。
秋にも花が咲くのですが、なぜか花びらのふちがピンクになります。
春は、名前のように白一色なんですが。

今日から、バラの案内が始まりました。
６月２日（土）まで、毎週土曜日　午前２回、午後２回案内します。
わたくしも、皆さん是非、聞きにきてください！無料です。

時間が有る方には、ゆっくりと。時間が無い方は、ポイントだけ。
と、皆さんのニーズに答えられる案内です。

練習 №２

これも、いつも剪定の時お世話になっているバラです。
ジョン・ウオータラーという名前で、ハイブリット・ティです。

冬季剪定後は、ひざよりちょっと高いぐらいまでに
切りそろえますが、早春にはぐんぐん新芽を伸ばし
深紅の大きな花を付けます。すごく生命力を感じるバラです。

浜寺公園の”まちの景”では５月９日から、ライトアップが
始まっています。今、盛りで美しいバラ達にライトが当たって
美しいでしょう！　（まだ見に行ってないので予想です。）

コンサートなども企画されています。詳しくは、浜寺公園のホームページを
見てください。色々、画像もあります。

練習 №１

浜寺公園バラ案内倶楽部で、冬期剪定や誘引をさせていただきました。
結構大胆に切る人、恐る恐る切る人と、それぞれでしたが
結果はいかがなものでしょう。
”アルティシモ”という名前です。真っ赤な花で、フェンスいっぱいに
咲き、凄くきれいです。

5月5日に、浜寺公園に行ってきたのですが、ノイバラやナニワバラが
いっぱい咲いていました。ノイバラの花一つは小さいですが、房になって
咲いているのは見事です。ナニワバラも白くて、大きくて素敵です。
ハマナスも咲いていました。天気の日には香りで、幸せな気持ちになります。

５月２０日（日）「ローズカーニバル」で、案内もします。
バラの苗も販売します。是非、来てください！


ナニワバラ…なにわ（大阪）のバラではなく、中国原産のバラです。
大阪が最初の輸入地で、あった為そう呼ばれました。