南房総館山・なぎさの自然詩

飛行機雲とシロチドリ



今日の空には薄らとハロが見えていました。しばらく眺めていたら、飛行機雲がどんどん伸びてきて太陽を突き抜けてしまいました。
滅多に見られないものを見たようで得した気分です。


海岸で最初に目についたハマウドの花。
よく見ると花にテントウムシが寄って来ていました。



この海岸には岩をくり抜いた生け簀があります。現在は使われていないので、大きな水溜まりのようになっていました。


砂浜をビーチコーミングしていたら、イセエビの抜け殻を発見。20cm位の大物だったので驚きです。


そしてこちらの貝殻はピンク色はウズイチモンジ、白色はウラウズガイです。渦巻き模様が綺麗で、お気に入りの貝の一つです。



更にピカピカのヤナキシボリ。


砂浜に何か動くものが見え、それはシロチドリでした。
4月~8月にかけてシロチドリは繁殖期なので、注意深く砂浜を見ながら歩いているとシロチドリの卵を発見しました。



シロチドリは通常3個の卵を産むそうです。その卵の周りには白い貝殻の欠片が敷き詰めるような感じで置かれています。恐らく親鳥が集めてくると思われるのですが、私はそれを見ると親鳥の思い遣りとかいじらしさを感じて、とても暖かな気持ちになります。
この巣の卵が無事に孵化するようにと願いを込めて立ち去った後、離れた場所から双眼鏡で見てみたら親鳥が卵の上に座っている姿がありました。
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