南房総館山・なぎさの自然詩

干潮時の海岸


6日間雨が続き梅雨入りしたような感じだったので、久しぶりの太陽の光が眩しいです。
貝殻を探しながらのゆっくりとしたペースで歩いていると、ピカピカのタカラガイが目に飛び込んできました。
一番右側のコモンダカラが特に綺麗で、その隣のハナマルユキも黒光り。
真ん中はオミナエシダカラ、ミスガイ、一番左端は初めての貝なのでこれから図鑑で調べてみます。



そして空を見るとハロが出来ていました。



海岸はちょうど干潮時で、こんなに磯が見えているのは久しぶりです。


干上がった磯では海藻も見られ、こちらはヒジキです。海水が無くなり下に垂れ下がってしまっています。



そしてミルや他の海藻は横たわっています。


岩の上にはフジツボやカサガイの仲間も姿を表していて、みんな満潮の時を待ちわびているようです。
干潮時の海岸は普段は見ることの出来ない海中で暮らす生き物たちをじっくり観察出来るので、時間の経つのを忘れてしまいます。


岩場の上の方にはハマボッスの花。


ビーチコーミングでの小さな貝殻。
上左のメダカラの大きさ約1cmなので、砂浜ではしゃがんで探しています。
今日も海岸でしゃがんでいたら声を掛けられました。
「何を探しているんですか?」
「貝殻です」
「どんな貝ですか?」
「タカラガイとかです」
「私もタカラガイを拾いに来たんです」
と、この方もビーチコーマーさんだったので、色々とお話をして別れました。
海岸ではこんな風に声を掛けられる事が結構多くて、色んな方とお話しする機会があり、一期一会の出会いに感謝しています。



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