南房総館山・なぎさの自然詩

海岸で過ごす鳥たち

朝からぽかぽか陽気だったので、午前中は年末の片づけをして、午後から海岸を歩きました。
ぽかぽか暖かな海岸には思い思いに過ごす鳥たちの姿が見られました。



漂着物等の側でウトウトするシロチドリ。
シロチドリの群れの中に1羽ミユビシギが混ざり、一緒に休んでいました。


流木の上でこちらを見ていたタヒバリ。
その後打ち上げられた海藻の近くを歩きながら採餌していました。


上空に突然現れたミサゴ。
魚を探しにやって来て、あっという間に飛び去っていきました。



ハバノリを採っていた海女さんの近くにいたダイゼン。
ハバノリではなく磯にいる甲殻類を採餌しているようでした。

貝殻の漂着がほとんど無い状態だったので、海浜植物を観察していると、マサキの実がありました。
実がまだ割れていなくて、赤く綺麗な色をしています。


シャリンバイの実。
帰ってから図鑑を見たら、黒い実に白い粉が付くとあったのですが、この実はツヤツヤだったので、どうしてこうなったのか不思議でした。
強風で飛んでしまったのかと考えたりしましたが、理由は分かりません。


今の時期に海岸奥にある林の中で実を付けていた海浜植物を見ると、この海岸の暖かさを現していると感じました。




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