南房総館山・なぎさの自然詩

福徳岡ノ場の軽石とコチドリ


今日は晴れたり曇ったり、時々雨が降ったりととても不安定な空模様でした。


海上には今にも嵐になりそうな雲が通り過ぎ、幸い小雨に降られる程度で済みました。



海岸には木の枝などと一緒に軽石が多数漂着。


2021年8月に噴火した福徳岡ノ場の軽石だと思われます。
9ヶ月という長い間漂流していたのが、今頃房総半島にたどり着いた事に驚きました。


そしてヒシの実。


よく見てみると突起が3個あり、今まで見た事の無い形をしています。


更にアオイガイもありましたが、真っ二つに割れていたので残念です。



採餌中のコチドリの姿にも出会えました。



以前コチドリの卵3個を確認していた巣の場所を見てみると、卵が無くなっていました。
ヒナを連れている様子も無いので、どんなトラブルがあったのか分かりませんが、恐らくこの巣は繁殖に失敗したと思われ、とても残念です。


海浜植生の中ではハマボウフウの花が咲き始めました。ハマボウフウの白い花は緑色の野原の中で一際目を引きます。
春から夏にかけて次々と海浜植物の花が咲くので、海岸へ行く度にどの花が咲いているのかを見て歩くのが本当に楽しみです。
雨上がりの新緑の匂いを胸いっぱいに吸い込み、とても清々しい気分でした。




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