今日から 九月。
一週間のお休みを経て 今日から 仕事復帰です!
・・実は 以前から鼻の調子が悪く 一週間 入院して療養?!してきました。
一切合財 洋裁に関するものに 触れられない一週間。
この際 読書週間にしてしまえ!っとばかりに 本を大量に持ち込み
ベッドの上で 一足早い”読書の秋”堪能してきました。
鼻の中を ホジホジ・・??っと悪いところを削ぎ取って?!もらうと
無理しない程度に自由行動。
食事制限もリハビリも何もないので
病院内のコンビニで お饅頭に コーヒー・ジュースと
思いつくままに 好き放題 買い込むと
後は・・食っちゃ寝・・食っちゃ寝・・の毎日。
ですが・・ この入院中
同室の他の患者さんの様子や 看護婦さんの姿に
”歳をとるということ” ”病気になるということ”
そして 人の手がないと 人は生きられないっということ。
いろんなことを考えさせられた毎日でした。
隣のベッドのおばあちゃんが 夜中 トイレに行き
帰りしな 転んで起き上がれず 看護婦さんみんなに支えられベッドに戻ってきてました。
翌日 今度は トイレに入ったまま 立ちあがれなくなり 鍵のかかったトイレから
看護婦さんに救出してもらう騒ぎがおきました。
おばあちゃんは 自分が ”まだ できる”と思っていることと
すでに 体の異変が進んでいることのギャップに 戸惑いを感じているようでした。
当たり前のことが 当たり前にできなくなるもどかしさ・・・。
狭いベッドの空間から 見る いつもの見慣れた市内の景色
・・が 入院中は 届かない 遠い存在だと感じ
むかし・・祖母のお見舞いにいき
白い壁に囲まれた祖母にとっては ガラス一枚の向こうの景色が
二度と出られない景色なんだとさみしく感じたのを思い出しました。
不自由さを感じて初めて分かる 自由のありがたさ。
そんな周りの様子を見ながら・・
まだ できること できるチャンスは いっぱいある!
しみじみ感じ
いつも 時間に追われ いっぱいいっぱい・・と思い込んでいる日々の生活を
もう一度 見直そう
そう心に決め 退院してきました。
入院中 N沢スタッフから 生徒さんの送別会兼ビアガーデンのお誘いを受け
主(私の入院)とともに?調子を崩し 修理にでていた愛車の修理工場から連絡を受け
「あぁ・・まだ 私には このガラスの向こうの世界に 居場所がある。」
そんな何気ない日常に元気をもらった気がします。
退院して 体が元気になり 日常の生活が戻ってくると
また忘れてしまいがちになりますが
今日は 退院と同時に 一週間 ご無沙汰をしていたお客様やショップさんに連絡をとり
自分の存在できる”場所”があるありがたさを
身に染みて感じました。
当たり前は 当たり前ではないこと
よく心にとめておきたいと思います。
これから また がんばります
皆様 どうぞ よろしくお願いします。
猫ジ郎。