教室用サンプルとして作っていた
久留米絣のころりん手提げトートバッグに
ショルダー紐をつけてほしいとの要望があり 紐をつけてみました。
もともとは・・
こんな感じ。
バッグの口にもファスナーをつけてほしいとのことなので
こんな感じ。
更に
ファスナー付の内ポケットも欲しいとのことなので
こんな感じ。
ボタンで取り外しできるようにしてみました。
「デイサービスにいく時に使いたいの。たくさん荷物をもって行かないといけないのよね。」
・・と、お客様。
なので 中身がゴロゴロしないよう
底板も入れてみました。
身体が不自由なお客様は 何かにつかまらないと立っていられません・・。
なので 両手が使えるようにショルダー紐がついていて
更に 軽いということは 必須条件。
このバッグで
お客様の身体の負担が少しでも軽減できるといいですね。
((熊本城と桜))
一昨年の熊本城。
黒い壁とお城を取り囲む真っ白い桜
春に訪れると その際立つコントラストがより一層美しく
見上げると
そびえたつその姿には威厳があり ほんとにほんとうに美しい城です。
画像があったはず・・とフォルダを探し一枚一枚開いてみて
在りし日の熊本城の姿に 涙が出そうです・・。
長崎県内の小学生は ほぼ 必ず修学旅行で熊本城に行きます。
武者返しの石垣は
歴史に疎く 加藤清正の名前は憶えていなくても
記憶に残っている石垣でした。
修学旅行の思い出写真の中には この石垣の前で撮った写真があるほど。
先日、屋根瓦が落ちた熊本城について取材に応えくださっていた
熊本城近辺のあるお店の方が
少し涙声に声を詰まらせながら・・
「今まで 熊本城に自分たちは頼りきっとった・・(今まで がんばってくれたけん・・)
しばらく (熊本城には)休んでもろうて 自分たちが 今度はがんばる。」
っと熊本城のことを 愛おしそうに話していらっしゃったのが印象的でした。
熊本城は 歴史的建造物という役割以外に
熊本県民だけでなく九州人にとって
心の支えです。
崩落しても 熊本城は 熊本城。
そこにあるだけで
大きな そして 大切な心の支えです。