布団皮をお預かりして パンツをお作りしました。
裾は カフスをつけてタックで絞ってます。
今日、納品してきました。
何絣?かとお聞きしたところ
「秩父絣」とのこと。
九州では めったにお目にかかれない珍しい絣です。
布団皮だったということもあり
柄がおめでたい。
たぶん・・雲竜と鳳凰?・ 鶴に梅
よく ご年配の方に久留米絣の話しを聞くと
「昔は・・布団の皮やったもんね~。」
っという返答が返ってきます。
秩父絣もそうだったのかもしれませんね。
今は、こんなに素敵なパンツに大変身!するのに。
お客様も この大変身を とても喜んでくださいました。(ほっ)
先日、たまたま 布団の打ち直しに布団屋さんが来たので
こんな風に 古い絣の布団皮って今 高いのよ~っという話をして
「今も久留米絣の布団ってある?」
って聞いたところ
若い布団屋さんだったせいか
「???絣ってそんなに人気あるんですか??」
っと 逆に驚かれてしまいました。
今は、絣の皮の布団は ほとんどお目にかからないそうです。
今は、羽毛布団の人気に押され
綿布団がどんどん処分され
上等の綿も 味わいのある布団皮も
残っている方が珍しいとのことでした・・。