アンティーク留袖の仮縫い準備ができました。
アンティークなので・・どうしても ”くすみ”はありますが
できるだけ 良いところ取りで 柄の部分を多く柄どりしてみました。
(顔のまわり)上部に 一番きれいな花の部分をもっていき・・
この留袖のメインであった”鶴”を・・・・
左裾に ド~ンっ!
・・・・なのですが
白い鶴の羽に・・・アンティークの・・影が・・・。
この部分は 補強も兼ねて お客さまとご相談のうえ
花柄を パッチワークするか
刺繍などで カバーさせていただこうと思ってます。
鶴は 飛ぶ姿が ”飛躍”の意味をこめて 縁起物と言われますが
(もう随分前になりますが 一年だけ ブライダルに勤めていたことがあり)
その時・・
この”立ち鶴”も その す~っと縦に伸びる 姿の美しさから
花嫁の凛とした美しさと重ねて
色打掛・白無垢の柄模様として 人気がありました。
(先輩が この立ち鶴が好きで よくお勧めしていたことが ふっと頭をよぎります。)
この”立ち鶴”をみると
その頃の花嫁衣裳と
肩に色打掛・白無垢をかけ
少し照れくさそうに でも 嬉しそうな花嫁さまの姿を思い出します。
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