絽の羽織から ジレをお作りしました。
シンプルですが
一枚あると便利なアイテム。
襟元はこんな感じ。
ウエストには ポケット。
垂れるので ポケット内側でスナップ止め。
以前にお作りしたチュニックの残り布・赤い漆のハギレをちょこっとづつのせて
アクセントに。
ほんの少ししか残ってなかったのですが
右前端とクルミボタンにも ちょこっとづつ。
ちょこっとでも 赤が入ると
ちょっとだけ華やかに～。
後ろは・・
こんな感じ。
シルクの絽。
羽衣のように軽～い。
喜んでいただけました。
よかったです。
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先日の台風
ニュースの映像で 突風で木々が倒れ 屋根が飛ぶ様子を見ているだけで
その威力に緊張が走りました・・。
深夜の北海道地震。
傾く家屋とえぐられた土壌
熊本地震を思い出し 震えがきました。
自然の驚異に
言葉が・・みつかりません・・。
今までは
報道でみる映像に ただただ怖い・・っと恐怖を覚えるだけでしたが・・。
先週のことです。
洗濯ネームが残りわずかになっていたので
ネーム屋さんに洗濯ネームを発注しました。
洗濯ネームなど そんなに減るものではないので
数年ぶりの発注です。
それでも 遠く離れた長崎の小さな工房のことを忘れずにいてくださり
今回も 小さなロット（枚数）にも関わらず
すぐ印刷をして丁寧にメールでやり取りをしてくださいました。
新しい洗濯ネーム。
通常なら翌週に届く。そんな風に思ってました。
そして、その完成の発送予定が
”6日木曜”
でした。
その深夜に北海道地震。
道内全土の停電。JR,飛行機 すべての機能が停止。
道内では メールはおろかTVの情報さえ手に入らないという異常事態。
ネーム屋さんは 北海道の札幌市。
数年ぶりに発注した取引先に こんな事態が起こったことで
一気に
北海道地震が、
自分にも関連した出来事になり
困惑してしまいました。
インターネットのおかげで
日本の端から端までつながる世の中。
クリックするだけで注文ができ
連絡はメールでのやり取りが当たり前になった世の中。
木の根っこのように張りめぐらされた回線は
すべて 電気。
その電気が使えなくなると・・すべての機能が停止する。
それは 何百キロ離れた北海道と長崎との回線も プツン。
・・ですが
人というのは そう簡単には 切れない。
停電がつづく大変なさなか
責任感の強いネーム屋さんは 電話機能が復旧したら
すぐさま 携帯へと連絡をくださいました。
（ まだ ライフラインの復旧もままならない状況で・・）
大口の取引先や地震での後片付けなど優先順位は他にもたくさんあるのに
ロット（枚数）も少なく 金額も数千円という少額で
めったに発注などしない 小さな小さな個人の工房にも・・
北海道からわざわざ電話をくださいました。
本当に・・ありがたいことです。
いつもやり取りする担当者さんは
メールでのやり取りどおり てきぱきした丁寧な方で
こんな大変な状況にも関わらず
洗濯ネームの発送が遅れてしまったことを非常に気にしてくださいました。
（いえいえ・・私の方は後回しでも構いませんのに・・。逆に申し訳ないくらいです・・。）
その責任感と
丁寧に向き合うその姿勢に
仕事人としてだけでなく
人間力も素晴らしい方なのだろうと感じます。
大変な時にこそ
がんばれる人！
こんな頑張り屋・素敵な若者たちが北海道をひっぱっていってるんだ！と
確信し
大地震という大変な事態の中
ステキな女性の姿を垣間見ることができ
驚異に怯えるだけでなく
しっかり立ちあがる負けない強さを見た気がします。
これから大変だと思いますが
ステキな女性の担当者さんに
心からエールを送りたいとおもいます！
」
