大空の下で

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食べ物に関することはずっと覚えている

2021年04月09日 | 子供時代

食べ物の怨みは恐ろしい、いつまでも忘れないと、よく聞きますよね。
怨みは全く無いのですが、私もやはり食べ物に関したことで忘れられないことがあります。

私が小学校低学年の時のこと。
冬休み中でした。
クラスメイト女子の家に遊びに行く約束だったので行ったのです。

ところが、クラスメイトの子の家にはお兄さんの友達も数人来ていて子供が全員で5~6人に。
それでも仲良く一緒に楽しく遊びましたよ。
夕方、帰リ際にクッキーを2~3枚ずつもらい、それを食べながらみんなで帰りました。

しかし、歩きながら疑問がマックスになった私。
私、クッキーもらってないんだけど。
私のだけ、お煎餅だったとかいう笑い話ではありません。
私だけ何も、もらってなかったのです。

他の子達は、私がクッキーをもらってないのに気づいていたと思います。
私をチラチラ見ながら美味しそうに食べていたのだから。
幸か不幸か子供時代の私は食が細く、
「私だけもらえなかった」という単純な文章しか頭にありませんでした。
悲しいとか悔しいとか全く無かったのです。

それでも、やっぱり食べ物に関することのせいなのか?
夕焼けの中、家まで歩いた時のことを今でも鮮明に記憶しています。
とはいえ、どうして私だけもらえなかったんだろうか?といった疑問は死ぬまで忘れないでしょうね。

そんなこと考えていたら、
やはり食べ物の恨みは恐ろしい~は本当ですね。


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