ははは。。。(・v・;
とりあえずタイトル通り4011は12Vで使うと非常に不安定でどうにもならないので、電圧変換どうのこうのってレベルじゃなかった。なのでもうロジックICと言ったら後は74HC14しか手持ちが無いのでこれをよく観察してどんな物かをもう一度把握し直したい。今まで上っ面だけ見てたけど、よくよく調べたら印象がだいぶ違った。
まず消費電力ですが、前回記事の回路図にパルスジェネレータとして使っていた74HC14は12mA以下で電流が消費されていると書き込んであります。4011に比べかなり消費が多い印象ですが、これも各ゲートの状態が不定だったから生じていたものだと判りました。各ゲートの入力端子を全て5Vに繋いだらマルチテスターでは計測できない0.1μA0.01μA以下になりました。同じくGNDに接続したら5mA付近で揺れています。そして、その揺れも積層セラミックコンデンサー0.1μFで+5Vに繋いだら0mA表示になりました。試しに電解コンデンサー47μFを繋いだら3mA前後から動きませんでした。発生するノイズの周波数が合わなのでしょうか。よくわかりません。(・v・;
ついでなのでゲートひとつを使い、前回記事と同じパルスジェネレータを作ってみると、LED無しで1.0~2.4mA、φ3の標準的なLEDと10kΩ抵抗で1.3~2.5mAです。
前回の4011を使ったラッチとタイマーに疑似bBパルス用トランジスタなど含めて4mA程度だったのでこちらのICでは幾つになるのかちょっと楽しみですね。(・v・
さて前々回で4011を使わない回路で成功しているのでその完成形の出力部(SSR)を取り除いた形にします。当然きちんと動作する、かと思われたけど実体配線で間違えて暫く悩む。w
できた回路で計測してみるとこんな感じに。
単位:mA
5VはダイソーのAC>USB電源を使い、0.1μFの積層セラミックコンデンサが1つだけ。12Vでは自動車用12Vバッテリーから7805を使い、IN、OUT共に0.1μF、OUTに47μFを付加してあるので多少揺らぎが抑えられているとは思いますが、どちらにしても実車搭載時にはLEDは付けないのでその差は非常に大きいものがあり、可能な限り余分を削ぎ落とす、その為の実験ですし。そんなの気にしなければ動作が確定しただけで組んでしまってるので。
という訳で最初は単純にACCなどスイッチ経由で電源供給するのが前提だったのが、実際に作り始めたら消費電力が低いのを知ってしまい、今はとにかく消費電流を抑えつつ常時稼働状態が維持できる程度にしておきたい所。詰まる所、PIC使わなくても済むならこっちでも良い。しかし74HC14は5V動作なのでレギュレータによる損失を考えると12Vで動作する同型シュミットトリガインバータの4584を採用したいって所まで来ました。まあ、5V信号を12Vで受けるって辺りはまた実験してからになりますけど。
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