もちつきうさぎ

ぺったんぺったん、もっちもち!
ハートのおもちつきでスマイル満開なエッセイブログ。

加湿機すったもんだ

2012-01-20 | 暮らし

カラッカラに乾いた空気が続いていたTOKYO。
(本日は雪が降ったので少しは和らいだかもしれませんね。

インフルエンザも流行の兆しをみせはじめたとのニュースを受け
1年ぶりに加湿機を棚の奥から引っ張り出してみた。

2002年製の10年選手クンである。


<あっ、どうも。お久しぶりッス。>

出してみてよくよく眺めてみると
あちこちが古くなっていることに気が付く。
やはりきれいな空気はきれいなお水から~ということで、
まずは「加湿フィルター」を取り替えることにする。

そこで、近所の家電ショップに行ってみたのだが、
「えっ、2002年製ですか~!」
店員さんたらそれはそれはギョッとした顔をするのであった。

何件かあたったもののどこにも
我が家の10年選手クンの加湿フィルターは売られておらず、
メーカーから取り寄せても数日かかるという。

あきらめかけていたころ、

これといった期待も持たずに
いわゆるスーパーの西友に入って家電コーナーを見てみた。

すると…、あった~!
思わず歓声を(小声で)あげ鳥肌がたつ私。(笑)

加湿フィルターの入った白い箱は
かなり黄ばんでしまった状態で掃除機フィルターの影に隠れながらも
「ここにい・ま・す・よ~。」とか細い声で私をよんでいるのだった。

KY(カカクヤスク)はKY(空気読んでるじゃん!)に。

探してみるものである。

                              

ラッキーな気分いっぱいで家に戻った私。
さっそく加湿フィルターをとりつけ稼働させてみよう~と試みる。

しかし・・・、
今度は水が入るタンクのふた(栓)がない!

多分、(私のことだから)
昨シーズン片づけるときにしまい忘れたのだろう。

そして、
1.「まあいいや。今度出したときにつければいいんだから。」としまい忘れた栓をその辺に置いておき、
2.数か月後にその栓を見ても「あれ?この栓なんだったっけ~?」と何の栓だかわからなくなり、
3.捨ててしまったであろう可能性が高い。

さんざん家中を探し回ったあげくメーカーさんに問い合わせてみる。
すると、
やはり2002年製の水タンクの栓はもう在庫がないとのこと。

加湿機は1年のうち2~3か月しか使わないものだけど、
やっぱり10年ひと昔なのね。
加湿フィルターをようやくみつけたあとだけに・・・・・うぅぅ~無念じゃ!とガックリ。

さて、どうしましょう??と考えたあげく、
水タンクがなくたって水を入れればよい話、
それこそ自給自足方式で水を足すことにした。

タンクと違い
あふれ出る寸前のラインのところまでチョロチョロっとしか入れられない水。
稼働させるともって1時間という水量だ。

やってみると、普通に動く!動く!

そして、水が足りなくなると「ピーピー」と私を呼ぶ。
呼んでくれるだけ石油ストーブの上のヤカンより賢いってもんだ。

いいんじゃな~い!
妙なカタチで自分を納得させながらマメマメしく給水作業するのであった。

何度もつづけていると
「はい!はい!」なんて返事したりしてちょっとしたペット感覚に陥り、
愛情まで湧いてくるから不思議~。(笑)

家電10年ひと昔をアナログで乗り切る私。

そんなこんなで
10年選手の加湿機クンと今年もつきあっていこう~と決めた真冬の午後なのであった。


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