もちつきうさぎ

ぺったんぺったん、もっちもち!
ハートのおもちつきでスマイル満開なエッセイブログ。

靴底の音、ときにうれしく、ときに寂しく…。

2012-11-22 | お出かけ
<こちらは11/4の紅葉の風景です。>

あの美しい松島を楽しんだ旅行から早や3週間。

もうすっかり仙台は落ち葉の季節らしい。

今日あたり長男は、
枯れ葉舞い散るキャンパスを
シャリシャリと音をたてながら歩いているだろうか?

遡りまして11/4、

すっかりUPするのが遅れてしまったが
松島に行った翌日、
私とオット、そして次男の3人で開催中だった大学祭におじゃました。


<広いからまずは地図をチェックね。>

「自宅外通学」の学生が8割いるという
長男の大学。

学祭にも親御さんの姿がチラリホラリ。
きっと我が子の様子を見にいらしているのだろう。

落ち着いた風貌の学生さんたちがとても優しく声をかけてくれて
なんとなくアットホームな感じの学祭。

肌寒い曇り空の一日だったが、
素朴な温かさに触れ心がほんわかとしてくる。


<こちら学祭のアイドル!?「ピートン」くん。>

おや?
何か手に持ってますな!?


<あ~これだけははずせませんね。>

ここでも鉄チャンの次男、鉄道研究会へ~。
似たようなお仲間が集っており大満足!(笑)


<焼き鳥~♪焼き鳥~♪>

あ~いいな。
こういう学祭の風景。

チケットを売ってる女の子はきっと先輩ね。
鶏肉を焼いてるのは1年生かな?

テントの中のやりとりをみているだけでも楽しい私。


<子どもに大人気のガンダム!~カメラを向けたらポーズをとってくれました♪>

学祭の中ではいろんなコスプレがうろうろしていて
これもまたギャア~!と楽しかった。

「みんなしっかり食べているのかな?」と思いながらも
元気なら良し!と思ってしまう。


<構内の掲示板に見惚れる私。この煩雑な感じが懐かしくて・・・。>

下宿人同士行ったり来たりのおつきあいも盛んなようで~、

聞くところによると、新潟魚沼出身のお友達が
「コシヒカリ」を長男に持ってきてくれたそうだ。

「もらっちゃったら悪いよ~。」と言ったら
「じゃあ、1キロ100円で。」と言って分けてくれたらしい。

泊まりに行った私たちに
「このコシヒカリはごはんだけでほんとうにごちそうなんだよ。」と話す長男。

「ごはんだけで酒が飲めるゼ!」とも。(笑)

うんうん、良いね~。



スウェーデンのことわざに
「歌いたいと願う人はいつでも歌に出会う」という言葉がある。

私は思う。

「うれしさ」も「寂しさ」も「愛おしさ」もすべて音色だと。

「心」がこれらをつくり出すのではなく
これらを感じるからこそ「心」がつくられていくのだと。

ほとんどが自宅を離れて
勉学のためにここ仙台に集っている彼ら。

親が思っている以上に
極上の音色に出会っているかもしれない。

秋、
枯れ葉を踏む音もときにうれしく、ときに物悲しく…。

そんな思いも
ゆっくりと深く濃く彼らの「心」になっていくのだろう。


織りなされた音色から生まれるたくましい歌を
これからももっともっと聴きたい。

そんな風に思う私である。 
Comments (2)
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