松下さんのこと

　　　　　　　　　　　＜おっ、我が家のドラム式もナショナル！＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
松下電器産業は１０日、会社名を国内外でブランドとして
使用している「パナソニック」に変更すると発表した。
ＰＡＮ（あまねく）とＳＯＮＩＣ（音）・・・・
「あまねく世界へ」という意味をこめた音響・映像系の
「パナソニック」と国内自家電系の「ナショナル」で分けていた
ブランドも「パナソニック」に統一。
世界的なブランド戦略を強化し
「グローバル・エクセレンス（世界的優良企業）」を目指すという。
　　　　　　　　　（ｂｙ　日本経済新聞＆朝日新聞＆gooニュース）

ちょっとショックだ！
なにがショックって「ナショナル」が消えてしまうことだ。

　　　　　　　　　　　　

友人の名は“松下さん”。
もう四半世紀以上「おともだち」な松下さんだ。
彼女の呼び名は「ナショ」

高校時代、はじめて友達になったとき、
仲間うちでお互いに「呼び名」を考えあった。

「ねえ～どんな名前で呼ばれたい？」
「下の名前もいいけど、オシャレなのがいいなぁ～。」
「○○なんてどう？」
「○○は・・・？」
「え～却下！」
「じゃあ・・・・・。」

女子高生時代、桜の花びらの舞う校庭で
ありったけの知恵をしぼって考えたなぁ～・・・。

そんなある日、ふと浮かんだ呼び名。
松下さん→松下電器産業→ナショナル→ナショ

あの日、仲間同士で手を取り合って喜んだ。
「スゴイ！最高だよ～！」
「最高傑作の呼び名だよ～！」・・・ってね。

それからずーっと彼女の呼び名は「ナショ」だ。

彼女はまた「ナショ」の呼び名に恥じず
誰よりも早く留学し、
誰よりもグローバルに活躍し、
誰よりも早く彼氏ができ、結婚し、
そして母になった今でも活躍の場をどんどん広げていっている。

まさに「グローバル・エクセレンス」な女性。

今度会ったらきいてみようかなぁ～・・・
「ナショ」の呼び名をどうする？
「パナソ」にでも変更する？

いやいやそんな必要はないだろう。

「ナショ」はどんなことがあっても「ナショ」。

時代が変わっても、歩んできた友達との日々は永遠だ。
いつまでもステキな「ナショ」でいてね・・・・。

新聞を読みながら
「ナショ」という呼び名を考えたあのころを
感慨深く思い出した私であった。


　　　　　
　ナショは“春うらら”のメンバーでもあります～。
　いつも応援ありがとうございます！よろしくお願いします。