棄権な二人

遥か30年近く前、1982年第四回信州車山高原クロスカントリー、途中棄権、埼玉県新座市市民マラソン、22キロ地点、途中棄権、1983年第五回信州車山高原クロスカントリー途中棄権、翌年、埼玉県坂戸市民マラソン、途中棄権、途中軟派成功、翌年、銚子市民マラソン、出場前飲酒により強制出場禁止、その翌年、銚子市民マラソン、途中棄権。
相当、がんばって走ってたな、あの頃。
ちゃんと主催者発行の出場者名簿がある。今日の掃除でそれが見つかった。年齢が 22とか23とか書いてある。人間は29才までにすでに終わっていてあとは惰性で過ごしているような気がする。過日、亡くなってしまった友人の線香を上げにお墓、そして家に出向く。
思い出すのは、ばかをやっていたのは、遠い記憶、眩しく幻のようなき記憶、それはすべて
10代、20代の記憶ばかりである。30代になると人間はスレル。いやがおうにもあらゆる局面ですれざる負えない。いわゆるトウが立つというやつだ。犬や猫はなぜかわいいか。それは心が年齢に関係なく純粋無垢だからだと思う。
犬がかわいいのは孤独という親しい友とうまくやっているからだろう。