トォルバドールの詩
トォルバドールの詩が
やせた大地に流れる
葡萄の酒の匂いが
西風に流れる
遥かに響く 運河の唸り
イーリアスとオデュッセイア
赤い血の酒で 今も語る
砂に朽ちた剣を
歴史は見逃すことはない
かつて憎悪に満ちていた
国境も今は 和んでいる
子供らに示す道はあるか
導くための力はまだあるか
少女の傷んだ靴を
直す古い指先
革の焼ける匂いが フランネルに絡みつく
遥かに響く 運河の唸り
イーリアスとオデュッセイア
赤い血の酒で 今も語る
痩せた犬は遠くを見て、待ち人を待つ
帰るはずのない主を 骨になるまで 待つ
トォルバドールの詩が
やせた大地に流れる
葡萄の酒の匂いが
西風に流れる
遥かに響く 運河の唸り
イーリアスとオデュッセイア
赤い血の酒で 今も語る
砂に朽ちた剣を
歴史は見逃すことはない
かつて憎悪に満ちていた
国境も今は 和んでいる
子供らに示す道はあるか
導くための力はまだあるか
少女の傷んだ靴を
直す古い指先
革の焼ける匂いが フランネルに絡みつく
遥かに響く 運河の唸り
イーリアスとオデュッセイア
赤い血の酒で 今も語る
痩せた犬は遠くを見て、待ち人を待つ
帰るはずのない主を 骨になるまで 待つ