被災地支援 -できることをやろう- から -ひとつなぎ- へ   NPO法人ねおす

『三陸ひとつなぎ自然学校』の釜石市を中心とした活動を応援しています。

お知らせ

★【2015年12月23日エルプラザ】「5年目の今、未来への挑戦」の報告会があります

八重桜が咲き始めました。

2011年05月19日 | 交流の場創出
久しぶりの栗林小学校での青空喫茶。
避難所の方、自宅避難されている方がたくさんきてくださいました。
長くいてくれたみどりなどのスタッフに会いに来てくださる方もいらっしゃり、
物資を取りに来るのもそうですが、
人に会いに、お話をしにくる方もいるようです。

今回青空喫茶が必要とされていることを知り、
地区長さんにおねがいして、快く場所を紹介いていただきました。
今では顔も覚えてもらったので、
雑談にも花が咲きます。



花と言えば、
橋野町の青ノ木地区というところの八重桜が少しずつ咲き始めました。
ぱーっと開いているものもあれば、
まだ三分咲きのものもあり、まだまばらですが、
遠くから見ると赤々としてきれいです。
今週の土日から満開だということを近所の方にお聞きしました。

青ノ木の方々もこの桜をみてほしいという思いをいだいておりましたし、
避難所の方々も行きたいと思っていたようですので、
上栗林に避難している方、対象にお花見を企画!

お昼ごはんは橋野地区のお母さん方が用意してくださるので、
お花見をしながら、いただけたらなぁと思っています。
とても楽しみです!

柏崎

5/27北海道発 ボランティア隊募集

2011年05月19日 | 現地活動拠点後方支援

定員が間近です。平日の5月23日(月)10時から、お電話にてお問い合わせ下さい。

GW期間中の釜石・鵜住居ボランティア隊では16名(うち学生6名)の方からご参加頂きました。
参加後は「人の手が集まればできること体感でき、達成感がある。チームの仲間意識も自然と生まれた。」などのご意見を頂きました。

今回のボランティア隊は 環境NGO ezorock との共同企画になります。


★★ 5/27北海道発 ボランティア隊募集 ★★

週末を利用した、地域の片づけ・整備が中心のボランティア隊です。
現在、住民の方と詳細な場所の調整をすすめております。
6月発の週末ボランティア隊も予定しておりますが、今回の隊のみ参加受付いたします。

◆集合解散 5月27日(金)~30日(月) ※行き苫小牧東港発、帰り苫小牧西港着
 集合 5月27日 苫小牧東港フェリーターミナル 18:50集合
  ・添乗員は黄色い「北海道NPO法人ねおす」のスタッフジャンパーを着ております。
  ・苫小牧東港までの交通機関(別途自己負担)
    (バス)苫小牧市営バス JR苫小牧駅前バスターミナル 1番ホーム6番のりば 18:00発 大人700円(所要約40分)
 解散 5月30日 苫小牧西港 7:00着 下船後解散
  ・苫小牧西港からの交通機関(別途自己負担)
    (バス)北海道中央バス 苫小牧西港フェリーターミナル7:47発 → 札幌駅前バスターミナル9:35着 大人1,270円

◆日程 ※現地雨天の場合は状態により作業は行わず、カメラ撮影に配慮しながら、現地を車でまわります。
 5/27 19:30 苫小牧東港発 新日本海フェリー 2等室
 5/28 7:45 秋田港着 チャーターバスで釜石市へ移動
     12:00頃 釜石市着 昼食 午後から片付け・整備作業
    夕方終了、宿泊場所へ移動(地域の集会所予定)、夕食、ミーティング
 5/29   朝食後移動、片付け・整備作業、昼食
     14:00頃終了、チャーターバスにて青森港へ
     22:00 青森港発 シルバーフェリー 2等室
 5/30  7:00 苫小牧西港着

◆応募条件
 ・18歳以上の健康な男女で、ボランティア保険天災プランに加入済み、または応募受付後に加入できる方。
  ボランティア保険は居住地や出発地の社会福祉協議会と一部大学で加入できます。天災プランへ加入下さい。保険料や補償額は加入先へお問い合わせ下さい。
   (札幌市の場合、北海道ボランティア市民活動センター札幌市社会福祉協議会市内各区社協ボランティア研修センター で加入できます。土日は加入できません。)
 ・加入を証明する書類を27日午前中まで、Faxかメールの添付画像でお送り下さい(番号とアドレスは下記)。
 ・下記のボランティア説明会にできるだけ参加して下さい。また、事前にねおす支援ブログもご覧下さい。
   日時: 5月26日18時~19時
   場所: かでる2・7(札幌市中央区北2条西7丁目)5階540会議室
   説明者: ねおす代表 高木

◆費用 一般15,000円、学生10,000円 (この他、別途自己負担の交通費・食費の合計は約6,000円です)
  ・フェリー代往復・宿泊代・食事代(4食:28日昼、夜、29日朝、昼)を含みます。
  ・参加費用はフェリー乗船後、添乗員にお支払い下さい。
  ・食事は27日夜、28日朝、29日夜は各自の負担になります。
   (27日夜、28日朝は各自乗船前に用意。または船内バイキング・・・夕食1,800円、朝食7時から1,000円。)
  ・入浴は往路、復路の船内で無料です。今回、現地では入浴はしません。

◆定員 ねおす受付分 学生・一般計10名 (環境ezorock 受付中10名、合計定員20名)

◆申込方法  ねおす札幌事務所へ電話・Fax・メールにて以下をご連絡下さい。
 ①「学生」 or 「一般」
 ②お名前と性別
 ③ご住所
 ④携帯電話番号
 ⑤携帯メールアドレス
 ⑥緊急連絡先の電話番号を一つ(ボランティア隊参加を伝えた方の電話番号)
 ⑦生年月日
 ⑧ボランティア保険 加入有無
 ⑨5月26日のボランティア説明会への参加有無


◆申込締切 定員になり次第締切
 ・申込者には添乗員の連絡先電話番号などをご連絡いたします。
 ・急なキャンセルの場合は実費負担が発生する場合があります。

◆持ち物
 学生の方は学生証必須(有効期限内のもの。できれば旅客運賃割引証 または在学証明書も1通)
 寝袋・マット、長靴(薄手のものは中敷きを)や登山靴など丈夫で汚れてよい靴、軍手2、マスク、
 上下分かれた雨具、薄手のフリーズなどの防寒具、汚れても良い服装、水筒、着替え、タオル、洗面道具

 ・あればご持参下さい → 鉄板の入った安全長靴、作業服、厚手ゴム手袋、薄手ゴム手袋、防塵マスク、防臭マスク、ゴーグル、目薬
 ・荷物の大きさは各自が運べる程度が目安です。記名をお願いします。食器は不要です。

◆問合せ・受付
 ねおす札幌事務(平日10時~17時)  担当:中村

TEL:011-615-3923 FAX:011-615-3914 メール:npo@neos.gr.jp

 

※現地コーディネーター(被災者)の活動は、札幌市の「さぽーとほっと基金」の助成を受けました。ありがとうございました。

 


青空喫茶の今後

2011年05月19日 | 交流の場創出
栗林にある商店の駐車場で定点・毎日開催していた青空喫茶を閉店し、移動方式に変えています。これにはいくつかの理由がありました。

避難地域は農村地域であり、いつものように農繁期となり農業資材の保管や販売スペースが商店として必要になったこと。お店の売上にも多少の影響が出始めた、ニーズが多様化し本来、青空喫茶に照会があったことが、商店にも持ち込まれるようにもなり混在し始めた。例えば「冷蔵庫を欲しいなど」・・)。つまり、お店に影響が出始めた。

一般家庭に避難している家庭避難者も数多くいるのですが、歩くと遠く、車がないと自由な時間に出てこれない。定点開催では限られた避難者向けとなり、常連化してきた。

一方、定点開催がなくなり、対象としていた避難所の人が「外にでないで寝ている人が多くなったように感じる」との印象もあり、「楽しみがなくなった」と言ってくださる方々もいます。精神保健の観点からも意味があった定点喫茶でした。

今後、栗林地区に仮設住宅が建てられ入居が始まります。ここの暮らしもこれからどのようになるのか・・・。都会との被災地と違って、いろいろなお店が周辺に開店しつつ、人々の行き場所ができるということは考えられません。

再び、定点型の喫茶を開店する必要性も出てくると思います。