被災地支援 -できることをやろう- から -ひとつなぎ- へ   NPO法人ねおす

『三陸ひとつなぎ自然学校』の釜石市を中心とした活動を応援しています。

お知らせ

★【2015年12月23日エルプラザ】「5年目の今、未来への挑戦」の報告会があります

立ち上がる

2011年06月08日 | 地域社会起業育成支援
夏の太陽が照りつける根浜海岸は、まだ重機は一部しか入っていません。集落全体が流された地域です。かつては、海水浴場やキャンプ場もある風光明媚な海岸と漁港がありました。 ここで漁師さんが立ちあがろうとしています。

写真の中央にある白い小屋掛けがわかりますか? 鉄パイプとブルーシート、波板で作った小さな作業小屋です。一面に壊れた建具や生活用品が散乱した中にMさんが建てた小屋です。



近くに寄ると、間口5m、奥行き3mくらいでしょうか。ここに作業道具を少しずつ集め、引き揚げた舟の修理を始めています。 私達は舟の泥を落とし、ブラシで磨きをかけました。



「漁師は海に出るのが仕事なんですよ! 海にいきたいんですよ!」
と5月に私に話してくれました。

まずは、ワカメの養殖を始めたい。Mさんは穏やかな人です。でもその強い思いが伝わります。



なあんにもない場所から・・ゼロから・・ほんとにゼロからのスタートです。

私達にできることは、舟のお掃除、周辺の片付けです。

Mさんは一歩一歩、前に向かっています。

ちょっとでも応援したいです。

高木

2011年06月08日 | 地域社会起業育成支援

14陣の支援本隊は、66日の1930分苫小牧発のフェリーで出発、昨日7日に現地ボランティアセンターに到着しました。メンバーは、高木をコーディネイターとして、通称で、まつじょう、北斗、太郎、高橋さん、とっくんです。現地で引き続き、のっていとじょい。今回は、10代から50代までそろっています。斉藤さん、冨田さん、大江さんは帰道。

 

ミッションは、目の前の生活支援に加えて、復興支援メニューへの足掛かりづくり。

 

①現地、伊藤氏をスタッフに迎えてのボランティアセンターのマネージメント新体制づくり

 

②新たなる協働づくり (仮)鵜住居流域のタカラを磨く会、釜石市のボラセン、市民団体小さな風との連携

 

③新プロジェクト機動 橋野青空広場の常設開催へ、仮設住宅の住居者サービスの足掛かり、ウィンドカーの導入の試み、夏休み・かまいしキッズの北海道キャンプへのお誘い

 

④根浜海岸支援 漁業者の立ちあがり応援

 

これらを目標に1週間努めます。 期間中は、第4回目のボランティアツアーの受け入れ、青空喫茶の開店などもあります。

 

では、本日はこれから引きあげた漁船のお掃除、ボラセンの物資かたずけです。


傘の検品ボランティア募集(札幌市中央区で6/10PM作業)

2011年06月08日 | 現地活動拠点後方支援

先日、現地のねおすスタッフから札幌事務所に電話がありました。
「傘、まだあるでしょうか。欲しい方が沢山います。」

前回、「傘」の物資でお世話になった札幌市交通局へ即問合せ、
提供準備(傘の検品作業)のお手伝いもできることになりました。

忘れものセンターにある傘を1本1本、壊れていないか開いてチェックし、
状態の良いものを釜石方面被災地への支援物資にさせて頂きます。

本数が多いので、前回、仕分け作業が大変だったそうですが、
「傘」は被災者の方から大変喜ばれました。ありがとうございました!

検品ボランティアの作業日時と場所は下記です。
参加申込は不要です。集合場所に12時50分までお集まり下さい。
よろしくお願いします。

日時:6月10日(金)13時~16時まで
集合場所:市営地下鉄大通駅東豊線コンコース(札幌市中央区大通西2丁目地下)の忘れものセンター前
地図:http://www.city.sapporo.jp/st/faq/refer.html#wasuremono

中村