お知らせ
★【2015年12月23日エルプラザ】「5年目の今、未来への挑戦」の報告会があります
私達が活動している地域に、鵜住居小学校と釜石東中学校があります。 校舎の3階まで津波が押し寄せ、今も3階の教室の窓に車が挟まったままです。 幸い子ども達は全員避難できました。(当日、休んでいた児童が亡くなっています) その校庭には 今も集積された瓦礫が巨大な山となっています。 今、他都道府県に瓦礫の処理を持ちこまないでという運動が起こっていますが・・、
被災地で遅々として進まない瓦礫の巨大な山の処理を見ていると・・、瓦礫をばら撒かないでの運動には、賛同することができません。
被災地以外で処理をしないのであれば、対案が必要だと思うのです。
現在の法律では一括処理ができません。分別しなければならないのです。分別は当該市町村だけではなかなか進みません。被災地で処理をすべきだと考えるのであれば、処理工場の建設を要求するとか・・、そのより適切な処理の対案が必要だと思うのです。 例えば、対案として、被災地に処理工場ができても未来永劫稼働はできないでしょう。時限措置として工場を作り稼働させる税金を投入することになる。
私は岩手や宮城の瓦礫は全国の処理工場で処理し、放射線量が高い福島等の瓦礫は地元に処理工場を作るのがいいと考えています。
この原発大国に今、生きてしまっているのだから・・、大きな人類の歴史の流れの中で、アホな日本人として、ある程度、運命を共同しないと、いけないかなと刹那的にもなっております。
皆さんは、どのように考えますか?
NPO法人ねおす 高木晴光