先日こんなニュースが出てました。
【1月23日(日)のYahooニュースより引用】
お墓参りの新しい形が徐々に広がりつつある。お墓や遺影、戒名、生前の写真がパソコンや携帯電話の画面にあらわれる「ネット墓地」だ。お寺に足を運ばずにお参りすることができるとあって、高齢者や遠方に住んでいてお墓参りに行きにくい、子どもがいないため実際のお墓だと今後の管理が難しいという人には嬉しいサービス。まだ利用者は少ないが画期的な試みとして注目を集めている。
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(中略)
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ネット社会が生んだ柔軟な発想のユニークな試みだが、ネットユーザーの反応は意外にもおおむね好意的だ。「実際のお墓にはなかなか行けないし頻繁にお参りできるほうがいいかもしれない」「場所を取らなくていいかも」などや、「生前書いていたブログで故人をしのぶことも今では多いようなので、今後増えていくサービスかもしれない」というコメントも。
しかし、当然、新しい試みには反対意見がつきもので、「サーバーが飛んだらどうするんだ、バックアップの面はどうなのか」「やはりお墓は実際に行くものでしょ」などや「情緒に欠け、抵抗がある」といった反応もみられた。
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(以下略)
なになに?
今やITの世界ではクラウドや仮想化といった技術が進化していますが、これもいわば「墓地の仮想化」とでも言うべきものでしょうか?
でもこれはイカンでしょ?
確かにお墓参りに行くのって高齢者にとってみれば遠方まで行くのは大変でしょう。
だからと言ってパソコンの前だけで簡単に済ませちゃって良いんですか?
私の事をよく知っている人からすれば、私がこういう事を言うのって意外に思うかも知れませんけど、私はお墓はちゃんと建てて、お墓参りにもちゃんと行くべきだと思いますよ。
実際に私の家のお墓は奈良にあって、実家からクルマに乗って約1時間くらいのところにあります。
今は名古屋に住んでるんで、行く機会は少ないけど、お盆なんかに帰省した時は両親をクルマに乗せて、私が運転して行きますよ。
やっぱりいくら遠くたって、ちゃんと自分の足でお墓まで行って、掃除したり、お花や線香をお供えするのが、ご先祖を大事にする心なんじゃないんですか?
ネットで簡単に済ませようなんて、ご先祖に対して失礼じゃないですか?
まあね、私は少々パソコンやインターネットにも詳しい方だと思います。
確かにパソコンのおかげで生活や仕事も便利になってるとは思います。
だけどね、パソコンやネット上のデータって何かトラブルが起きれば、それが一瞬にして消えてしまう事もあり得る、という怖さも知っています。
だから、ネット上にあるお墓だって何かのトラブルで一瞬にして消えてしまう事もあり得る訳でしょ?
そりゃバックアップもちゃんと取ってるとは思うんですけどね。
でもイヤだなー、こういうのって。
コメント入れてる人の意見を読んだらみんな否定的な意見の人ばっかりでしたね。
これを読んで、ちょっとホッとした次第です。
このところずっと私が思っていること。
人は、便利を手に入れることによって、一番大事なもの、心をどこかに置き忘れてきてしまったみたいね。
少々不便であったり、しんどかったりするからこそ、有難みが分かるってもの。
便利・楽は人を堕落させるし、人と関わるという面倒だけど大事なことをも省いてしまって、結果、おかしなことになってしまっているね。
最近、更新しないのね。
忙しいのかな?
スイマセン、すっかりご無沙汰になっちゃって...
ハイ、そうなんです。
仕事が結構忙しくて帰ってからなかなか更新する元気も無く...
まあ、ぼちぼち始めますよ。