ヨハネの黙示録

2月10日に、ケーブルテレビのナショナルジオグラフィックで、「ヨハネの黙示録」が放送されていました。
ヨハネの黙示録に書かれている世界の終わりが、ローマ帝国滅亡ことなのか、現在のことなのか、議論が続いています。
「反キリスト」とは誰か、諸説が提示されます。
世界が終わるまで議論が続くだろうというのが、番組の結論です。

また、黙示録を表わすギリシャ語の「アポカリプス」とは、
神にしか解らなかったことが人間に解るという意味があるそうです。

私は、第一に、書かれた当時にキリスト教を迫害していたローマ帝国への呪い、
第二に、戦争や災害のような困難な時においても、恵みへの祈りと信仰の奨めが、
黙示録の目的であると、解釈しています。
また、科学によって宇宙や生命の起源が解れば、「アポカリプス」なのかもしれません。

ヨハネの黙示録は、次の言葉で終わっています。
「主イエスの恵みが、すべての者と共にあるように」(「新共同約聖書」)
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永田死刑囚病死

赤軍派の永田死刑囚が獄中で病死しました。

赤軍派の最大の罪は、仲間を殺し、新左翼退潮のきっかけになった、一連の事件です。
1. 連合赤軍事件
2. 中核対革マル
3. 空港反対同盟の分裂
によって、新左翼は影響力を失ってきました。

イラク戦争の際に、あるベテランの教授は、「学生が殺し合う結果になるから、戦争に反対してはいけない」と説いていました。
また、菅直人首相は、学生の時に左翼に失望して、中道の市川房江さん、そういえば、2月11日がご命日、の選挙運動を応援したのが、政治にかかわるきっかけになったそうです。
これほど、連合赤軍事件は、左翼だけでなく、中道の反戦運動にも、にマイナスに働いた事件でした。

asahi.com(朝日新聞社):赤軍元メンバー「過ち認めきってない」永田死刑囚病死 - 社会
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