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今日は復活節(イースター)です。春分の次の満月の次の日曜日です。

人間は死んだらどうなるのか、キリストは十字架に架けられてからどうなったのかという問題は、人間の力ではどうにもならないので、人間を超える何らかの存在を信じる人はお任せすれば良い。そうすれば、死を恐れる必要も急ぐ必要もないというのが、私の他力本願です。

また、病気の快復も、犯罪者の更生も、紛争の平和的解決も、災害からの復興も、身近な復活と感じ、日々の復活を感謝しています。

復活あれ。ハッピー、イースター。
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本人確認とプライバシー

本人確認とプライバシーについて、問題提起をいくつか。

印鑑登録という制度は時代後れです。画像処理と3次元プリンターの技術が悪用されて、印鑑の偽造が容易になれば、日本の法制度が破綻するでしょう。

黙秘している容疑者のDNA鑑定が合法か違法か、おそらく刑事訴訟法の想定外でしょう。手荒な取り調べをしなくても、抜け毛1本でDNA鑑定が可能です。

災害で自分の体以外の全てを失った人が本人確認できるように、銀行に生体認証を導入しようという動きがありますが、生体認証は究極のプライバシーなので、慎重に進めて欲しいです。

何年か前、日本から強制退去された外国人が、チャイニーズマフィアから購入した指紋をごまかす特殊なテープを指に貼り付けて、日本に再入国した事件が報道されていましたが、容疑者がそう自供しただけで、実物のテープは見つかっていないようです。まるで、「スパイ大作戦」です。

書留郵便によって人間と住所を結びつける方法は有効ですが、家庭内暴力から逃げ出したり、家賃を払えなくなったりして、住所を失うと生活の再建が困難になります。

ICカード式クレジットカード読み取り装置がある店舗では、客が暗証番号を入力する必要がありますが、旧式の読み取り装置しかない店舗では、暗証番号なしで使えてしまいます。

このような諸問題を解決するためには、法律家と法医学者と情報技術者の協力が必要でしょう。
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災害と情報技術

物理的な災害と原子力については専門家のご意見を伺うことにして、情報技術者としてこの2年間に考えさせられたことを書きます。

第一に、想定外のオンライン募金によって銀行のシステム障害が発生したことは、情けないです。こんなことでは、サイバーテロに立ち向かえないでしょう。個人でできる対策は、複数の銀行、できればデータセンターが東京以外にある銀行に、予備費を貯金することでしょうか。大規模な銀行や証券取引所のシステム障害が発生しても、破産と倒産が連鎖しないような、法制度も必要でしょう。

第二に、役所の被災によって罹災証明書を発行できず、赤十字に集まった義援金の配布が遅れたことは、私にとって想定外でした。複数の役所が互いにデータのバックアップを持って、非常時に事業を継続する試みに期待します。その際に、省庁によってJavaのバージョンが異なるために、電子政府構想が頓挫した教訓を活かして欲しいです。

通信販売事業者が募金を集め、地方自治体から要請があった物資を援助した取り組みを賞賛します。次に国内で大災害があれば、このような取り組みを応援します。
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