不肖53歳

不肖53歳になりました。

●お変わりありません:

旧友から、「お変わりありませんか」というメッセージをいただきました。
第一に、ハッカーはドクターになれないという法則にはまり、
第二に、まだ独身なので、お変わりありません。
どかーん。
いきなり、落ちになってしまいました。

●母と和解:

私が高校生の頃から、母は東京理科大学を三流だと思い込んでいました。
私が東京理科大学への進学を希望してから、家族、親戚が
気まずい雰囲気になっていました。
しかし、今年になって、東京理科大学の学長先生が
NHK教育テレビで講演したのを母が見て、一転、
「理科大って、いい大学なんだね」と、和解しました。。

しかし、もし東京理科大学で不祥事が起きれば、破滅です。

一件落着と思ったら、またもや、もめ事が。

●請負から出向へ:

昨年度までは、請負労働者でした。
勤務時間を消化するための残業と、
職員と請負が仕事の話をしてはいけない風通しの悪さで、
疲れ切っていました。
もうだめか。死ぬときは過激派として死にたい。
生き延びたら請負組合を作って暴れたい。と考えていました。

2013年4月から、関西光科学研究所へ出向しています。
有給休暇と産業医の健康相談があるので、
請負よりも出向のほうが健康に良いです。
もう、知人が亡くなったが葬式に行けなくて、
二重に凹むこともありません。

また、請負は、受注した時点で仕事の能力を持っているという
建前なので、勤務時間中に勉強できません。
出向ならば、公務出張でセミナー受講などをできるので、
その点でも恵まれています。

50人以上の労働者がいる事業所には、
産業医を置く義務があるのですが、
請負が人数に含まれないのが罠です。
請負が過労死すると、トップの役員報酬と配当を
削る罰則を作ればよいのではないでしょうか。

●詳細は論文発表まで秘密ですが:

原子力機構関西光科学研究所において、
生物学関係のデータ解析プログラムを開発しています。
次の世代の医療に貢献できる、画期的な結果を
出せるかもしれません。
難しいけれど、いや、難しいからこそ、楽しい仕事と、
素晴らしい同僚に囲まれて、幸せです。
時々、知恵熱を出して休んでいますが。

●誤算:

生物学の知識があるプログラマーは、
普通のプログラマーの1.5倍の報酬を受ける。。。
というのは、合衆国での話でした。
プログラマーが稼ぐためには、外国語を勉強して、
日本から流出するしかないのでしょうか。

昨年ノーベル賞を受賞した山中先生が、
研究を支える事務員と技術者の待遇改善を唱えたのが、
一筋の光明です。

●参議院選挙連敗中:

1995年 新社会党 全滅
1998年 新社会党 全滅
2001年 新社会党 全滅
2004年 みどりの会議 全滅
2007年 九条ネット 全滅
2010年 新社会党と社民党の共闘 及ばず
2013年 みどりの風 全滅

●異論反論オブジェクション:

仮に、「核燃料サイクルは既に破綻しています。」
と書くと、秘密保護法違反になるのでしょうか。

●もっとでっかいこと、なぜできぬ:

毎日デバッグしていると、たまにはもっと大きなことを
やりたくなります。
しかし、選挙に立候補したり、会社を興したりする
気持ちはありません。
ノーベル賞受賞論文の謝辞を目標に、
バグ取り人生を続けます。

●まとめ:

人生山あり谷啓。
谷啓さんが亡くなって、この昭和のネタを知っている人も
少なくなったのが、寂しいです。

同窓生曰く、「いろいろあるけど、幸せ」。
これでいいのだ。
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