bowbowのゆううつ~Returns

双極性障害Ⅱ型(躁うつ病)サバイバー&共生模索中のbowbowの日常。

精神科医とカクテル薬。

2012-02-22 10:31:36 | 双極性障害・躁うつ病

現代の精神科医の役割は精神療法(面接)と薬の処方である。

心の病と精神病は昨今脳の病であることが次々に明らかになってきている。

そのことと関連が大きいが、ある特定の脳内物質にターゲットを絞った新しい薬が開発されてきている。

で、精神科医の現在の大きな役割は、人によって偏りのある症状に対して、薬をカクテル的に処方することである。

一方で、自分に合ったカクテル薬を見つけるのには時間がかかる。従って、精神科医と薬についてオープンに話ができることが大切だ。

薬がいくら良くなっているとはいえ、精神科医との良好な信頼関係が必須であり、また精神科医のカクテル作りの技法の習熟度が重要である。また医者の説明責任も大切である。

 


認知の歪み。

2012-02-20 15:30:31 | 双極性障害・躁うつ病

ネットで「バイポーラ・ワークブック」のレビューを読んでいる。

「バイポーラ・ワークブック」は認知行動療法を自分でするためのテキストみたいなものだ。

病識をちゃんともつこと、躁とうつの「認知の歪み」について、しつこいほど出てくる。

実際、認知のゆがみは自分もうつのときにとくに感じる。

これに巻き込まれずに修正していくことは大事だ。

もうひとつ躁状態の易怒性にも認知の歪みがある。

これらを落ち着いて違った視点から見るというのは訓練が必要だろう。

けれど大事なことと思う。

分厚さに気後れしない人ならば、有効であるだろう。

買おうかどうかちょっと迷っている。

 

しかし、あれだけ大量にレビューを書いている某氏はすごい気合いだと思う。


やれることをちょっとずつ増やすこと。

2012-02-17 15:08:43 | 双極性障害・躁うつ病

やれることを少しずつ増やせるといいなぁと思っている。

以前担当医に言われたのが、アメーバ理論である。

アメーバは拡大・繁殖していくときに、ちょっとずつ触手を伸ばし、駄目だったらすぐに戻る。んで、大丈夫ならばちょっとずつちょっとずつ触手を伸ばしていく。

今日はちょっと買い物へ行った。気分的にはちょっとしんどかったが、とにかく必要なことはできた。

ちょっとずつ、ちょっとずつである。

無理は禁物。


自立支援医療。

2012-02-13 11:32:55 | 双極性障害・躁うつ病

精神科である程度重い症状の患者には「自立支援医療(旧32条)」という医療費の補助がある。

昔はきびしい審査や上限額とかの設定はなかったように思う。

たしか小泉政権のときに、自立支援法というのができて、障害者の自己負担金が色々な場面で増えた。

自立支援医療はこのころから上限額の設定がなされたように記憶している。

詳しくはウィキペディアか市町村のHPを見ていただければ判るが、大まかには3割負担が1割負担に軽減される。

来年度からは所得による対象外の制限がなされると、去年申請したときに言われたが、今日確認してみると、継続審議中らしく来年度は今の状況が継続されるようである。

ボクにとっては自立支援医療は死活問題であったので、なんにしても来年度も継続できそうでよかった。