日本四人将棋連盟

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四人将棋という業界

2016年08月17日 | コラム
四人将棋の業界はまだまだ未開拓なところが多いのが現状だ。
その為、連盟員一人一人が一生懸命頑張り、自分で利益を得なければならない。
その利益はお金の事だけではない。例えば名前だ。
今でこそ連盟は人数が少ないが将来増えて行った時に、自分の名前が売れていなければとてもやっていけない。
またイベントにも呼ばれる事はないだろう。

仕事は与えられるものではない。自ら探して行くものである。

10月8日には新将棋まつりが開催される。
このイベントは毎年開催され、連盟も毎年参加する。
これにより脈は広がり、会員の獲得及び競技四人将棋の知名度向上の実現も十分に有り得る。
またスポンサー募集の呼び掛けなど、会長として頑張っていかねばならない。
もちろんこれまでに連盟が新聞に掲載されるなど、会長として功績は残してきたがまだまだ序章に過ぎない。

要するに何が言いたいかと言うと、とてもシビアな業界であるということ。
対局する事だけが全てではない。対局するだけならばアマチュアのままで良い。
プロである以上、プロ意識を忘れず、常にプロの肩書に誇りを持つ。
その上で対局に臨み、そこで自分が学んだこと感じたことをファンやそうでない方に広く伝えなければならない。

自分に何が出来るのかを模索し、黙々と実行に移すことが大切だ。

一般社団法人日本四人将棋連盟
中司晃貴会長