台風12号の豪雨被害。
地元の海南・海草地域においては、幸いにして人的被害はありませんでしたが、幹線道路から側道に入るとご覧のような小さな土砂崩れが至るところで見られます。
区長さん達と現地へ。
貴志川に流れ込む支流のひとつです。
昭和28年にはこの支流も氾濫し、周囲の棚田に水が溢れて集落に流れ込み、畳の上を40日間も水が流れたそうです。
その後、整備された護岸も画像の右上から流れ落ちた濁流によって、跡形もなくなってしまいました。
護岸が削り取られ、道路下の土を侵食。
下が見えてしまっています。
深いところでは道幅の3分の1が侵食されています。
砂防ダムも何箇所か危険な状態に。
それにしても砂防ダム内に植林してしまっているのは、さすがに如何なものかと・・・。