明けましておめでとうございます。
さて本年は、元号が改まるとても厳かな年であり、この1月は「平成」最後の正月となります。
平成の時代、和歌山県では、世界リゾート博覧会、紀伊山地の霊場と参詣道の世界遺産登録、紀の国わかやま国体・紀の国わかやま大会の開催等、全国規模のイベント等により国内外に和歌山を大きくアピールすることができたのではないでしょうか。
また県議会におきましても、防災対策や観光立県の推進、中小企業の振興、がん対策など、様々な政策条例の制定を進め、県政の課題解決に取り組んで参りました。
一方で、忘れてならないのが自然災害です。
平成23年の紀伊半島大水害では県内でも大きな被害がありました。
また昨年、連続で本県を襲った台風により、農作物や商業施設への被害のみならず、長期に渡る停電など、改めて自然災害に対する備えの大切さを痛感させられました。
引き続き、地域の活性化はもちろんのこと、風水害や南海トラフ地震への備えとして、防災対策や道路整備等を重点的に行い、皆様の命と暮らしを守ることに取り組んでまいります。
そして、いよいよ今年は試練の年!
これまでの真価を問われる年としっかりと受け止めて目的に向かって一意専心する決意です。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
和歌山県議会議長
藤山将材