【資 料】
資料1 不登校の要因(問題行動等調査.2022年)
小学生(不登校者 81,498人) |
||||
|
主たるもの |
% |
主たるもの以外 |
% |
いじめ |
245 |
0.3 |
108 |
0.1 |
いじめを除く友人関係をめぐる問題 |
5004 |
6.1 |
3030 |
3.7 |
教職員との関係をめぐる問題 |
1508 |
1.9 |
1194 |
1.5 |
学業の不振 |
2637 |
3.2 |
5518 |
6.8 |
進路に係る不安 |
160 |
0.2 |
319 |
0.4 |
クラブ活動・部活動への不適応 |
10 |
0 |
21 |
0 |
学校のきまり等をめぐる問題 |
537 |
0.7 |
629 |
0.9 |
入学・転編入学・進級時の不適応 |
1424 |
1.7 |
881 |
1.1 |
家庭の生活環境の急激な変化 |
2718 |
3.3 |
1655 |
2 |
親子の関わり方 |
10790 |
13.2 |
10601 |
13 |
家庭内の不和 |
1245 |
1.5 |
1536 |
1.9 |
生活リズムの乱れ・あそび・非行 |
10708 |
13.1 |
7986 |
9.8 |
無気力・不安 |
40518 |
49.7 |
8720 |
10.7 |
上記に該当なし |
3994 |
4.9 |
*** |
** |
中学生(不登校者 163,442人) |
||||
|
主たるもの |
% |
主たるもの以外 |
% |
いじめ |
271 |
0.2 |
125 |
0.1 |
いじめを除く友人関係 |
18737 |
11.5 |
7242 |
4.4 |
教職員との関係をめぐる問題 |
1467 |
0.9 |
1337 |
0.8 |
学業の不振 |
10122 |
6.2 |
12414 |
7.6 |
進路に係る不安 |
1414 |
0.9 |
2326 |
1.4 |
クラブ活動・部活動への不適応 |
843 |
0.5 |
1097 |
0.7 |
学校のきまり等をめぐる問題 |
1184 |
0.7 |
1214 |
0.7 |
入学・転編入学・進級時の不適応 |
6629 |
4.1 |
2630 |
1.6 |
家庭の生活環境の急激な変化 |
3739 |
2.3 |
2416 |
1.5 |
親子の関わり方 |
8922 |
5.5 |
10536 |
6.4 |
家庭内の不和 |
2829 |
1.7 |
3115 |
1.9 |
生活リズムの乱れ・あそび・非行 |
18041 |
11 |
10552 |
6.5 |
無気力・不安 |
81277 |
49.7 |
15046 |
9.2 |
上記に該当なし |
7966 |
4.9 |
*** |
** |
資料2 不登校の原因やきっかけ(実態調査.2020年)
小学6年生(713人) |
% |
1.友達のこと(いやがらせやいじめがあった) |
25.2 |
2.友達のこと(1以外) |
21.7 |
3.先生のこと |
29.7 |
4.勉強が分からない |
22 |
5.部活動の問題 |
2.1 |
6.学校のきまり等の問題 |
2.7 |
7.入学・進級・転校して学級や学校に合わなかった |
7.4 |
8.1~7以外の理由で学校生活と合わなかった |
13.3 |
9.親のこと |
6.7 |
10.親の学校に対する考え |
1.3 |
11.家族関係 |
4.9 |
12.家族の世話や家事が忙しかった |
1.1 |
13.身体の不調 |
26.5 |
14.生活リズムの乱れ |
25.7 |
15.インターネット、ゲーム、動画視聴、SNS等の影響 |
18.1 |
16.学校を休んでいる人がいて影響を受けた |
7.2 |
17.学校に行く意味が理解できず、行かなくてもいいと思った |
13.6 |
18.その他 |
4.8 |
19.きっかけが何か自分でも分からない |
25.5 |
20.特にきっかけはないと思う |
2.2 |
21.無回答 |
2 |
中学3年生(1,303人) |
% |
1.友達のこと(いやがらせやいじめがあった) |
25.5 |
2.友達のこと(1以外) |
25.6 |
3.先生のこと |
27.5 |
4.勉強が分からない |
27.6 |
5.部活動の問題 |
13.3 |
6.学校のきまり等の問題 |
7.8 |
7.入学・進級・転校して学級や学校に合わなかった |
10 |
8.1~7以外の理由で学校生活と合わなかった |
12.3 |
9.親のこと |
8.9 |
10.親の学校に対する考え |
1.8 |
11.家族関係 |
6.2 |
12.家族の世話や家事が忙しかった |
1.2 |
13.身体の不調 |
32.6 |
14.生活リズムの乱れ |
25.5 |
15.インターネット、ゲーム、動画視聴、SNS等の影響 |
17.3 |
16.学校を休んでいる人がいて影響を受けた |
5.9 |
17.学校に行く意味が理解できず、行かなくてもいいと思った |
14.6 |
18.その他 |
4.1 |
19.きっかけが何か自分でも分からない |
22.9 |
20.特にきっかけはないと思う |
1.5 |
21.無回答 |
1.9 |
資料3 不登校傾向にある子どもたちの実態調査(財団調査、2018年)
「不登校傾向にある子どもの実態調査」 |
||
|
||
調査対象の子どもの特徴(タイプ) |
||
調査対象者は、12歳から15歳の6500人(有効回答は6450人) |
||
1A |
不登校 |
年間30日以上学校に行っていない |
1B |
不登校 |
1週間以上連続など一定程度学校に行っていない |
2 |
教室外登校 |
保健室登校・図書室登校・校長室登校・校門登校など |
3 |
部分登校 |
基本的に教室で過ごすが、授業に参加する時間が少ない |
4 |
仮面登校A |
教室で過ごすが、みんなと違うことをし、授業に参加する時間が少ない |
5 |
仮面登校B |
教室で過ごしているが、学校に行きたくない、学校が辛い、嫌 |
6 |
登校 |
学校に馴染んでいる |
* |
分類 |
1A・1Bを不登校。2~5を不登校傾向とし、2~4と5を分ける |
* |
回答の比率 |
1A(3.1%) 1B(1.8%) 2~4(4.0%) 5(4.4%) 6(86.7%) |
学校に行きたくない理由TOP10 |
|
タイプ1A・・・不登校 |
|
理 由 |
比率 |
1.朝起きられない |
59.5% |
2.疲れる |
58.2% |
3.学校に行こうとすると体調が悪くなる |
52.9% |
4.授業がよくわからない、ついていけない |
49.9% |
5.学校は居心地が悪い |
46.1% |
6.友達とうまくいかない |
46.1% |
7.自分でもよくわからない |
44.0% |
8.学校に行く意味が分からない |
22.9% |
9.先生とうまくいかない、頼れない |
38.0% |
10. 小学生の時と比べてよい成績が取れない |
33.9% |
タイプ1B ・・・不登校 |
|
理 由 |
比率 |
1.疲れる |
38.2% |
2.朝、起きられない |
32.6% |
3.自分でもよくわからない |
31.0% |
4.友達とうまくいかない |
30.1% |
5.授業がよくわからない、ついていけない |
29.2% |
6.小学生の時と比べてよい成績が取れない |
28.9% |
7.学校に行こうとすると体調が悪くなる |
28.1% |
8.学校は居心地が悪い |
24.5% |
9.先生とうまくいかない、頼れない |
23.4% |
10. テストを受けたくない |
23.2% |
タイプ2~4・・・教室外登校・部分登校・仮面登校A |
|
理 由 |
比率 |
1.疲れる |
44.0% |
2.朝、起きられない |
35.6% |
3.授業がよくわからない、ついていけない |
33.3% |
4.友達とうまくいかない |
28.5% |
5.小学校の時と比べてよい成績が取れない |
27.1% |
6.テストを受けたくない |
27.0% |
7.先生とうまくいかない、頼れない |
26.1% |
8.学校は居心地が悪い |
25.9% |
9.校則など学校の決まりが嫌だ |
22.5% |
10. 小学校の時と比べてつまらない |
21.8% |
|
|
|
|
タイプ5・・・・・仮面登校B |
|
理 由 |
比率 |
1.疲れる |
48.7% |
2.朝、起きられない |
32.2% |
3.学校に行く意味が分からない |
31.9% |
4.学校は居心地が悪い |
28.4% |
5.テストを受けたくない |
28.2% |
6.小学生の時と比べてよい成績が取れない |
27.8% |
7.授業がよくわからない、ついていけない |
27.3% |
8.先生とうまくいかない、頼れない |
26.1% |
9.小学校の時と比べてつまらない |
25.0% |
10. 友達とうまくいかない |
24.1% |
資料4 不登校に関する実態調査(実態調査・文科省、2011年)
不登校に関する実態調査 |
平成18年度不登校児童生徒に関する追跡調査報告 |
調査の概要 |
*調査対象 |
平成18(2006)年度に中学校第3学年に在籍し |
学校基本調査において不登校として継受された者 |
41,043人 |
*調査時期 |
平成23(2011)年から平成24(2012)年 |
*調査方法 |
A調査・・在籍中学校に対する基礎調査 回答数・・28,388人 |
B調査・・対象者本人に対するアンケート調査 回答数・・・1,604人 |
C調査・・対象者本人に対するインタビュー調査 回答数・・・・・379人 |
*次項の調査資料「不登校のきっかけ」は、B調査の集計表を基にして作成した。 |
*追記 文科省は、平成13(2001)年にも平成5((1993)年度の中学第3学 |
年在籍者に対して同様の調査を実施している。 |
不登校のきっかけ |
|||
全項目に対して総回答数は1,604、有効回答数は1,581であった。 |
|||
問 「あなたが学校を休みはじめた時のきっかけは何ですか。思いあたるものすべてに〇をつけてください。 |
|||
選択肢 |
回答数 |
H18調査 |
H5調査 |
|
(人) |
(%) |
(%) |
1.友人との関係 |
849 |
53.7 |
44.5 |
2.先生との関係 |
420 |
26.6 |
20.8 |
3.勉強が分からない |
500 |
31.6 |
27.6 |
4.クラブや部活動の友人・先輩との関係 |
366 |
23.1 |
16.5 |
5.学校のきまり等の問題 |
161 |
10.2 |
9.8 |
6.入学、転校、進級して学級や学校に馴染めなかった |
273 |
17.3 |
14.3 |
7.家族の生活環境の急激な変化 |
155 |
9.8 |
4.3 |
8.親との関係 |
288 |
14.4 |
11.3 |
9.家族の不和 |
160 |
10.1 |
7.5 |
10. 病気 |
235 |
14.9 |
13.2 |
11 生活リズムの乱れ |
548 |
34.7 |
* |
12. インターネットやメール、ゲーム等の影響 |
246 |
15.6 |
* |
13. その他 |
257 |
16.3 |
19.3 |
14. とくに思い当たることはない |
88 |
5.6 |
10.8 |
「選択肢」の具体例 |
|
選択肢 |
具体例 |
1.友人との関係 |
いやがらせやいじめ、けんかなど |
2.先生との関係 |
先生がおこる、注意がうるさい、体罰など |
3.勉強が分からない |
授業がおもしろくない、成績がよくない、テストが嫌いなど |
4.クラブや部活動の友人・先輩との関係 |
先輩からのいじめ、他の部員とうまくいかなかったなど |
5.学校のきまり等の問題 |
学校の校則がきびしいなど |
6.入学・転校進級して学校や学級に馴染めなかった |
転校、進級した時の不適応 |
7.家族の生活環境の急激な変化 |
父親や母親の単身赴任、家族の別居、親の転職や失業などの経済的問題 |
8.親との関係 |
親がおこる、親の言葉や態度への反発、親との会話がほとんどないなど |
9.家族の不和 |
両親の不和、祖父母と父母の不和など |
10. 病気 |
|
11. 生活リズムの乱れ |
朝起きられないなど |
12. インターネットやメール、ゲーム等の影響 |
一度始めると止められない、学校より楽しいなど |
13. その他 |
|
14. とくに思いあたることはない |
|
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