期待の新製品genLOCは、画期的な技術で「10年に一度のチャンス」と言われた。
2010年1-3月期の売上げを国別に見ると、日本は前年同期比で▲4.1%の98億5200万円。残り9カ月でプラスにしなければ、八期連続減収に。

図:NSE発表の国別売上げ、日本だけマイナス
さすがにトップリーダーたちも減り続ける権利収入に気づく頃だ。売上げとともに収入も落ちている。なにしろ10年に一度の新製品でコケたら、あともう9年待たないと次のチャンスは来ない。
NSE全体では+22.9%と大幅な増収。株価も反応して上がっている。しかし、日本は-4.1%と、唯一足を引っ張っている。日本を除く世界平均は、なんと+37.1%とかなりの結果を出した。日本は世界全体の平均を14.2%押し下げたことになる。

「genLOCが伸びるのはこれから」、なんて抜かしてる場合ではない。世界全体では、すでに結果が出ている。あれほどセミナーの回数を重ね、イベントをブチあげた結果がこれだ。この時点で日本で望みがあるか、普通の経済感覚で判断した方がいい。

第1四半期の売上げ発表がピーク
多くのディストリビューターは勘違いをしている。
ネットワークビジネスと、「ビジネス」であるからには、
収支は黒字になるのが大前提のはず。
そもそも目的が収入なのに、それを伏せて「製品が好きだ」とか
「会社の思いに感動した」と、キレイごとを並べる。
製品が好きなら、使うだけでいい。
毎日飲むペットボトルの水に、会社の理念をいちいち考えるだろうか。
売り手と買い手の境がないだけに、ここを見失っている。
消費とビジネスは対極にある。
ビジネスである以上、良質な製品は当たり前であり、会社の理念は大切だ。
そこは否定しない。
しかし、儲けの出ないビジネスは持続できない。
続かないものは、ないに等しい結果になる。
なのに儲からないビジネスに必死にしがみつくのは、いかがなものか。
「自分の生活を豊かにする」のが目的だったのに、いつの間にか
「ニュースキンにかかわり続けること」が目的になってしまっている。
ニュースキンは手段であって、目的ではないはず。
目的を達成するには、よりよい手段を使うべきだと思う。
製品が悪いとは言わない。
ネットワークビジネスを否定するものでもない。
ただ、八期連続減収という現実がどういうことか。
やっと作った小さなグループでも、その人たちが幸せになれるのだろうか。
自分のビジネスを見直してみるといい。
スゴイ物、この先まだ出ますか?
ジャパンコンベンションでライフジェンテクノロジーgenLOC VITALITYを発表
だけど、
それで売上げアップしますか?