ちょっとしたことから、春秋社という出版社さんの本を数冊、読んでみました。
音楽・ピアノ関係です。海外の著作の訳も多いのですが、
好感を持ちました。文章、訳、校正が水準を超えているように感じました。
~瀧廉太郎のピアノ曲~ でも、ご紹介している、
小川典子さんが翻訳をしている本があり、これもまた、びっくりしました。さっそく読んでいる最中です。
「静けさの中から ピアニストの四季」
小川典子さんは、浜松国際ピアノコンクールの審査委員長であられ、
BISから、たくさんのCDをリリースされている、日本人女性ピアニスト
仲道郁代さんの著作もあった。「ピアニストはおもしろい」 という本ですが、本も面白かったです。
中央公論新社からですが、
1954年(以前新聞に掲載されていました)9月9日生まれ、東京出身の
音楽評論家 萩谷 由喜子さんの 「ウィーンに六段の調-戸田極子とブラームス」
『蝶々夫人』と日露戦争 - 大山久子の知られざる生涯 も良かったが。
更に上を行く、書き方だ。すごい文筆力だ。
ブラームスの出番は少ないが、この人でなければ書けないだろう。と思ったほどだ。
ただし、著者のプロフィールの写真は、著作当時のものとすべき。だと思うのですが…