ニヒル牛 石川あるの紹介日誌

『ニヒル牛』の店番石川あるの、作品紹介を中心にした日誌です。レンタルボックスと言われる事も多い昨今です。

きせかえ人形、全部紹介 5

2008年12月27日 | Weblog
最後に、お客さんがすでに夢中になっていたhirata Kozueさんとtamaxさん。

hirata Kozueさんのお人形。タイトルは「歌う私」いいなあ。
おかやんが、「これ昔のあんたみたい」と言っていました。
あのね、確かに私は、この人形を知っていると。
「歌う私」の気分とか空気とか。不思議なぐらいに、ひかれる人形です。


tamaxさんはもちろんパラパラ漫画です。
タイトルはボーイズライフとガールズライフ。ほんとはネタばらしはしたくないのですが!
ひたすらシュールに美しいボーイズライフと、いくらでも深読みが出来る、意味の深いガールズライフ・・。
わずか数秒で見られる世界に、ちょっと胸をつかれ、だけどこれ、ちゃんときせかえというテーマにそっているという。

すごく面白い展示になっています。
新しく、44才のグルジアのおじさんのドールハウスなんかも入っていますが、その画像は火曜日に!

そして明日は、怒濤のニヒル牛、今年最後の「夜の教室」です。
富山から大谷氏が登場。またまた、おかしくてせつない、歌をうたいます。

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きせかえ人形、全部紹介 4

2008年12月27日 | Weblog
そして、これまた、きせかえ一つでこんなにいろいろと!
檸檬さんとぐるぐる工房さんです。

檸檬さんはかんざしをメインに作られる作家さん。
だから当然、きせかえだってかんざしです!
原型はちょっとセクシーな、こけし型のかんざしに、いろんな服がセットになってます。
かんざしにマフラー、巻いてみたいっす!

ぐるぐる工房さんのは、いつもながら、自分に娘がいないのが残念でなりません!!
だってこれ、ふわふわのふとんが、そのままカバンになっていて。
手編みのいろんな服を閉まって持ちあるけるという。
もらったら絶対嬉しいのに!あげたら絶対に楽しいのにと!!
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きせかえ人形、全部紹介 3

2008年12月27日 | Weblog
今回一番、私のイメージにあったきせかえってやつを、作って下さったのがこのお二人。
神奈川綾子さんとtakuchiさんです。

綾子さんのお人形、細部までもがほんとに可愛い。
少しボーイッシュな顔も、すっぽりしたコートも、カラスのポシェットも!
chikoという名前が入った手作りの箱の全体が、まんま宝物です。
誰かが大事にするのにふさわしい、友達のお人形です。

takuchiさんは、描かれている絵から飛び出してきた様な人形達です。
キュンとつり上がった眼が印象的なねここと、わんこ。
嬉しいのは、ちびわんことちびねここは、服が二枚づつ選べるという。
まさにきせかえの醍醐味はこれだと!



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きせかえ人形、全部紹介 2

2008年12月27日 | Weblog
さて、続いては、もう遠くから見えるだけで胸がしめつけられる、二人。
山中奈緒子さんと岸キエコさん。

山中奈緒子さんはミニミニな顔はめ人形。
寂しげな顔した女の子や男の子や、おじいさんを、人魚や宇宙飛行士やけが人に出来ます。
どんな時でもゆるぎない奈緒子世界。
手帳にちょっとしのばせて、悲しい時に見つめたいです。

岸キエコさんは、こちらもほんとに、ゆるぎない。
貴婦人とおじさんは、服はもちろん、背景も変えられます。
このへなちょこをどうすんだ!と誰かが聞くかもしれない。そしたら私は言います。
こんなに愛しいへなちょこだけが、すべてなんじゃないか!
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きせかえ人形、全部紹介 1

2008年12月27日 | Weblog
さてさて、始まりました。
ニヒル牛2のきせかえ人形展!!
遊べます。
楽しいです。

初日にそろっていた10人の作家さんの作品を、お二人づつ、全員紹介しようと。

まずは、不可思議な調和を見せてくれているかっこいいお二人。
イバラノツルヒコさんの紙きせかえと、ケンミジンコさんのシニカルペタンちゃん。

ご存知ツルヒコ様の、どこに売っているんだ感あふれる服の、紙きせかえ。
こんな服やあんな服を、ツルヒコさんに!
裏がぬりえきせかえになっていて、いっそ乙女心をそそります。
写真はディスプレイ用の大きめ紙人形。
「場所が開いたらたいへんだから・・」といつものように優しく、店の事まで思いやって下さいました!!(涙)

ケンミジンコさんの作品は、ちゃんときせかえで、でも、すごくケンミジンコさんの作品です。
バラバラになる体や、ボタンや耳や、テディベアなんかを、人形にきせかえられます。
「この発想はなかった・・」と人形作家さんがみな、感心していました。
小道具の一つ一つまでもが、素晴らしいクオリティ。
置いた瞬間に空間が絵になっていくのを、しみじみと感じました。
コメント (1)
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