ニヒル牛 石川あるの紹介日誌

『ニヒル牛』の店番石川あるの、作品紹介を中心にした日誌です。レンタルボックスと言われる事も多い昨今です。

言葉、言葉

2019年03月02日 | Weblog
用意されたパソコンの映像から聞こえてくる言葉。
どうしたって耳が拾ってしまう。
「小さな島で生まれた、この悲しみをなんとかしようと・・」
ぼうっと、反芻して、少し泣きそうな気持ちになる。



前を通れば、文字の端が目に入り、やはりしばし立ち止まって、文章を追う。



言葉。



言葉。顔も。



え、カルタ?言葉だけのカルタ。



夢中になって、読んでしまうほど面白いこれは、青春小説で続き方はまるでミステリー。



これは、みんながざわざと気にしている、買った人だけが読める原稿。



私が美しいなあと思った言葉の作品。
佐藤幸雄と学生時代からの友人が、歌詞と手紙をフィルムに焼き、透明な額に閉じ込めた。

言葉が溢れる場所で、今日も佐藤幸雄は歌います。



もちろん明日も。
明後日も、その次の日も。

3月7日までです。

コメント
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