ニヒル牛 石川あるの紹介日誌

『ニヒル牛』の店番石川あるの、作品紹介を中心にした日誌です。レンタルボックスと言われる事も多い昨今です。

石川浩司

2020年01月08日 | Weblog

そんなに美しくは無いと思う。

容姿どうこうより、その生き様も。

せせこましいし、ずるい所もおおいにある。

自分で言うように、手先のままに不器用なのか。

それとも、新しく生きていく道を探して行けるのは器用だからなのか。

天才か凡人か。

善人か悪人か。

多分、その全てが混ざって、石川浩司なのだと思う。

今更避けても仕方ないので、言ってしまえば、私の夫である。

ニヒル牛は元々は、石川浩司の頭の隅にあったアイデアから生まれた。

彼がたいして思い入れを持っていなかったそれが、私には大切な宝物に思えた。

あ、これは言わせてもらうが。

もちろん、種を植えたのも水をあげたのも、育てたのは全てスタッフと私で石川は関係ない。

石川はアイデアを生んだだけ。ここは大事。

そんなニヒル牛で、私は一人の若い子が言うのを聞いた事がある。

「石川さんは光なんです」と。

そうか、光なのか・・。

生きづらそうな彼女にとってそうなのなら、石川は最後まで石川浩司でいなければならない。

光でいなければ、ならない。

不格好に傷だらけで、おおいに見苦しい時だってあって。

そんないびつな光でも、それは間違いなく光なのだ。

「石川浩司のひとりでアッハッハー展」1/30まで。

 

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