ニヒル牛 石川あるの紹介日誌

『ニヒル牛』の店番石川あるの、作品紹介を中心にした日誌です。レンタルボックスと言われる事も多い昨今です。

小さいのは楽しい・・

2011年04月16日 | Weblog
美しい豆本。
これ、手のひらに充分、二册乗ってしまう大きさ。
中味は、作者のStudio Oryzaさんの写真集です。
製本も丁寧。
豆本には不思議なときめきがありますな。

そして、豆本なんかも大歓迎のニヒル牛旅の本展は、4/29からです。
みなさま、準備はいかがかですか?
いろんな旅の本、お待ちしています。
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たましずめ

2011年04月15日 | Weblog

あまのじゃくとへそまがりさんの新作。
「土偶、めずらしいね」
「はい」
「これは、"たましずめ"っていうんだ。じゃこっちは?」
「全部たましずめです」
小さく、丁寧に作られた、不思議に可愛い土偶達。
「これは、鳥の土偶?」
「海だから、とんびはいたろうなって」
ああ、そうか。
「これは?」
「コナラの芽です。ドングリから芽が出るとこんな木が」

彼女の気性は、だんだんに分かってきているので、こんな紹介は嫌がるだろうな。
だけど、私には、大事な会話でした。
大事な作品でした。
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混沌の中で

2011年04月13日 | Weblog
なんか、今日も千客万来でした。
いろんな人があらわれては、いろんな事を話して。
おどおど入って来た若い男の子。
石原慎太郎への怒りを語る人。
自動発電機を使った作品を持って来てくれる作家さん。
地震で骨折した人の話し。
ひさしぶりに外に出られたという作家さん。
まだ、遠くに行けないと言う作家さんからの電話。
他にも、もろもろ。
ま、ぶっちゃけおもしれえなあと。
店って面白いですよん。
いろんな人があらわれては立ち去っていくんですもの。

写真は、昨日とはまた風合いの違う猫の人形。
まるで、ポーズをとってくれている様に、どこから見ても美しい。
作者はfelnekoさん。
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自暴自棄の夫婦について

2011年04月12日 | Weblog
ああ、タイトルからお察しの通り、なかなかに、店番日誌じゃないっす。

なんか余震が続くから、私は髪を切りに行く気がしません。
私がちょっとすっきりしたって、どうせ地面は揺れるんだろ?
原発は止まらないんだろ。
と、ま、ちょっとした逆ギレですね。
「そういう気持ちはだめよ」と言われたけど。
石川浩司も少し逆ギレしているようで。
「デザートにイチゴがあるよ」と言ったら。
「俺、イチゴには生クリームが無いと」とのたまいました。
おい、カロリー!!
ま、なんていうか、嫌な感じで自暴自棄の夫婦ですね。

修理されたニヒル牛2の壁の上で、見上げて来るのはねこまんまさんのネコさん。
キュート。

憎らしいぐらいに、おかやんの笑顔が見事だった話は、ニヒル牛マガジンに書きました。
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今日も今日とて!

2011年04月11日 | Weblog
ちょいと揺れましたな。
地震より、震源地がどこかに気持がいきます。

さて。
ニヒル牛でも、カバンの中身展が箱内で!
布で出来たミニ本。
表紙のビーズ刺繍、きれいです。
そして開くと、切手やアクセサリーが入れられるようになっていて。
かわええなあ・・。
saiさんの乙女心は、ほんとかわええ。
レースの小さなかばんに入っています。

しかしニヒル牛、ほんと、地震に強いっす。
今回も落ちた物無し!
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木、だな。

2011年04月10日 | Weblog
ええと、ニヒル牛の新規の作家。
誰ゾ彼森消子さん。
なかなかに素晴らしいインパクトのネックレス。
さっそく、眼を奪われてるお客さんが・・・。
「よければ手に取って、みてくださいね」と言ったらば!
「あ、はい!」
と、後ろの木を持たれておりました。
『そっちかい!』
今日も心で突っ込む店番の日曜日、なり。
明日もしっかりやってるよん。
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パンツ!

2011年04月09日 | Weblog
ニヒル牛2の新規作家Tamaiさん。
手描きのパンツっす。
勝負パンツに、レンコン模様!
ここぞという時に、富士山模様!
素敵なあの人に、こうもり模様!
一点ものよ。
粋に履いて下さいな!
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2011年4月8日

2011年04月08日 | Weblog
だんなが関西のライブツアーに向かった。
一緒の電車で途中まで行って、いつもよりしっかりめにバイバイを言う。
桜が、おそろしく美しい。
ニヒル牛2に来たら、前の壁の修理が始まっていた。
若い左官屋さんと話す。
真面目で、丁寧な仕事だとすぐ感じて、話してみても、すごく誠実な職人さん。
きれいにきれいに、壁を直してくれている。
新しいプリンターが来た。今度はブラザー。
ミシンの会社として、漠然と好感は持っていたのだけれど。
つけられてる部品の位置とか、使いやすさとか、前のより全部いい。
ちょうど来ていたお客様とわいわい設置。
私がカバンをおとり置きしておいたお客様が来店して下さる。
無事渡せる。
大事で大好きな作品を、無事渡せた。
カバンの中身展は、新しい作品達が楽しい。
諸事情で、こちらの展示は4/27まで延長を決める。

覚めない悪夢の中で、私の大事な日常が続く。
明日も。
一日一日が、より尊い。
それは間違いなく、幸福だ。
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少しリバウンドしているさ・・

2011年04月06日 | Weblog
ま、店番日誌のタイトルじゃあ、無いわな。
ごめんなさいね。
何の話しかと言えば。
地震の後ね、やっぱりストレスとかもあったりね。
それで、お腹がすく訳です。
そして、そんな自分に対して、私はちょこっと、スイートな所があるわけですね。
可愛いからね、自分は。
「仕方ないよ。お食べ」
「もっと食べるのかい?ほほほ。本能だよ、お食べ」
その結果は体に表れる、と。
気になってはいたのよ!
やばいなあと。
でも誰も何も言わないしーと。
そしたらおかやんが、一言。
「あんた、おたふく風邪かい?」
うううううう。
ひどいでしょと、姉に訴えたら家ではもっとひどい事を言っていたようです。
私でさえ、少しは自分が可愛いのに、あの人は娘が可愛く無いのかねえ。

そんな私をあざ笑うように。
太田歩さんの陶器作品は、美しい。
佇まいがほんとに、きれいです。
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金魚の色と、旅

2011年04月05日 | Weblog
白黒に、何より鮮やかな色を見る事があります。
白い紙に、書き続けられている何十匹もの金魚。
たんたんと繊細な線を、ストイックなほどにただそれだけを。
作者は中島ノリヲさん。
ニヒル牛ファションショーに出展する、彼女の服の構想を聞いて、ときめきました。
これまた、恐ろしくストイックで、神聖な美しい服になりそうです。

旅の気分かと言われれば、正直、それは今は薄い。
日常の家があってこその旅。
だけど昨日、作家さんの旅行の予定を聞いて、わくわくしてしまった。
「迷ったんですけど」
「行って、それは絶対に行って!!」
初めて海外に行くという、作家さんのときめきは、私まで幸せな気持ちにしてくれる。
ああ、旅が好きだ。
それは、旅に出る人の高揚感とか。
帰ってきた人の、忘れがたい非日常のかけらとか。
そんなものも含めて、すごく好きなんだ。
昨日も書いたけど、ニヒル牛『旅の本展』
開催します。
幸せな旅の本、たくさん読みたいです。
そして、それでも、私もいずれまた、旅に出るのだと思います。

ニヒル牛マガジンディープ日誌更新しました。



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