戦場ヶ原からこんにちは

日光自然博物館がお送りする奥日光の自然情報+αです。

研修中!

2013年04月13日 | スタッフ紹介

今年度から、新たに自然解説員6名が博物館に仲間入りし、ただ今ガイドの研修中です。

今回はそのうち3名、秋元大樹、村木朝陽、渡邉道絵が研修中に見つけたものをご紹介します。

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やっと春めいたと思ったら、ここ2、3日で再びすっかり雪化粧をしてしまった奥日光

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上の写真は湯滝~小滝間の様子です

木道や露出している木の根も雪をかぶり、滑りやすくなっております

歩く際は足元に十分ご注意ください

でも、下ばかり見ていたらいけません!

光徳を歩いていると、目の前にはレンゲツツジの冬芽が

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花言葉は「あふれる向上心」「情熱

4月という始まりの季節、私も向上心と情熱を持って頑張りたいと思います

(あき)

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寒い冬は、我々ヒトだけではなく、野生の生き物たちにとっても厳しいもの。

しかし、季節は巡り、やがては春を迎えます。

ここ、奥日光地域でも、厳しい冬を耐え抜いた昆虫たちが動き始めています。

 

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↑ルイステントウ(湯元地区)

3~4mmの、小さくてかわいいテントウムシ。

ちょうど私の手に飛んで来ました。

 

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↑ウンモンテントウ(泉門池付近)

ちょっと大きめのテントウムシです。

平地では見られず、やや標高の高い所に生息しているようです。

 

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↑カワゲラの1種(逆川橋付近)

写真は羽化した時の抜け殻で、近くで産卵間近の成虫も見つかりました。

若虫は川の中で成長し、サナギにならずに成虫になります。

 

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↑シータテハ(戦場ヶ原)

翅の裏面(写っていない面)にある「C」型の白い模様が見分けるポイントです。

モンシロチョウやアゲハチョウなどとは違い、成虫で冬越しします。

 

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↑ツチハンミョウの1種(西ノ湖付近)

写真は交尾中のペアで、近くでは産卵も見られました。

身を守るために毒を出すので、いじめずにそっと見守ってやってください。

 

みなさんもぜひ、懸命に生きる小さな生命を探しに、奥日光にいらしてください!

(T-村)

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はじめまして!

今年度新たに自然解説員に加わりました、“T-村”こと、村木朝陽(ともあき)です。

専門は昆虫で(きゃー)、今回は研修中に出会った虫たちを紹介してみました。

これからもいろいろな自然情報を発信していきますので、よろしく願いします!

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はじめまして、渡邉道絵です。

研修中、地面に目を向けると・・・

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こんなにキレイなものが!!

巨大しもばしらです!!

何層にも分かれていて、何回にも分けてこんなに大きく成長したのでしょうか?

地面の下にこんなに素敵なものがあるなんて、とても驚きました。

これからも、もっといろいろな所に目を向けて、素敵な自然の現象をたくさん見つけたいです。

(み)


個性豊かな新人解説員

2010年04月03日 | スタッフ紹介

本日は新人解説員二人の初めての自然情報収集の日。

一緒にまだ雪の残る小田代原へと出かけてきました。

同じ場所を歩いていても、ものの見方や感じ方には個性が現れ、それぞれ色々なことを発見したり考えたりしたようです。

それでは、これから新たな視点で情報をお伝えしていく(たか)と(りょ)の、記念すべき初「戦場ヶ原からこんにちは」でございます。(しょ)


あけまして・・・およびスタッフ紹介

2008年04月27日 | スタッフ紹介

昨日の記事が、なにやらおかしなことになってしまったので書き直しました。

以下は4月26日のもの、としてお読みください。(仲)

本日より赤沼自然情報センター開館です。ブログも冬季の時々更新から(ほぼ)毎日更新へと変わる時期になりました。今年もよろしくお願いします。

私は毎年この時期を迎えると春がきたなぁ~と思うのですが、ところがどっこい…

午前中は寒々しいガス

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そして、午後には雨が降り出し、夕方には雪まじりに!

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『やられた~』と思いつつ『やっぱり奥日光はこうでなくっちゃ、ウヒヒ』と思う自分がいたりして。

さて、このブログも三年目。今までは、どんな人物が買いているのかお知らせしていませんでしたが、(も)って誰?(かば)ってどんな人?という方もいらっしゃるようで…

そこで、今年はスタッフ紹介からはじめてみようと思います。この紹介は他己紹介形式、最後の(名前)が紹介者、※部分が(仲)による補足です。

それでは早速いってみましょう!

(も)はこんな人

解説員の中で唯一の日光生まれ。日光のことはいろいろ知っています。また、登山道具や装備についても物知り!外見によらず、子どものようにはしゃぐこともあり、「もう少し大人になりなさい」と注意されたこともあったとか。(はた)

※(も)は入社10ウン年目の最ベテラン。

(こま)はこんな人

こまさん?くまさん?くもさん?たくさん名前をもっています。見た目はクマみたいですが、クモが大好きでいつも楽しそうにクモを見ています。そんな(こま)さんは私たち後輩を温かく見守ってくれる優しい先輩です。(カナ)

※(こま)は(かば)と同期の5年目解説員

(かば)はこんな人

業務部の自然解説員になって5年目。体はそんなに大きくないですが、存在感はバツグンです。得意分野は動物。そのかばんにはなぜか割りばしと茶こしが入っています。なんに使うかは、ぜひ彼女に会って聞いてみてください。(こま)

(はた)はこんな人

自然解説員3年目の京女。真面目な頑張り屋さんだけど、ものすごいボケを披露してくれる天然さんでもあります。「木が好きだ!」という彼女、これから大きな木になる芽生えを見つけると、一人で幸せになっているらしい…(かば)

…ここまでは過去も登場していたベテランたち、この後は今春入社の新人3人の紹介です。

(あか)はこんな人

優しい声と笑顔のお姉さん。新人3人「大・中・小」のうち、背高の大!3月までは北海道のウトナイ湖という渡り鳥がたくさん来る場所で働いていました。写真をたくさん撮って ブログに載せるのが好きです。(はる)

(はる)はこんな人

ほんわかしたフンイキとスルどい視点を持つバトミントンのような人。イキモノ大好き、お花も大好き!まるでナチュラリストの見本のようです。これからの(はる)節にご期待下さい!(も)

(カナ)はこんな人

沖縄からやってきた海っこ。海のない栃木県はさぞ寂しかろうと思いきや、さんしん奏で島唄披露。彼女の目にはいつも沖縄の海が見えているようだ。奥日光に潮の香りを届けてくれるでしょう。(あか)

ダダダッっと紹介してきましたが、今年の「戦場ヶ原からこんにちは」はこの7名+(仲)でお送りしてゆきます。乞うご期待!(仲)

追①

ちなみに、わたくし(仲)は県内の里山の自然観察施設から転職して今年で8年目。赤沼自然情報センター担当(このブログも、の割には登場回数が…)です。館内に変なものがあるときには大体私の仕業です。ごめんなさい。

(私だけ自己紹介、別に仲間はずれにされているわけでは断じてない!…と思うたぶん

追②

このブログは赤沼自然情報センターによる自然情報提供という形をとっていますが、実はこの赤沼自然情報センターは日光自然博物館で運営している施設です。ですから、記事を書いているのは日光自然博物館の職員のうちの自然解説員8名ということになります。

このブログのせいで、皆が赤沼自然情報センター専従の職員だという誤解を与えてしまっているような気がするので、念のため…