戦場ヶ原からこんにちは

日光自然博物館がお送りする奥日光の自然情報+αです。

お知らせ & おわりだけどはじまり②

2008年12月28日 | お知らせ

まずはお知らせを

日光自然博物館は、明日12月29日から1月3日までお休みをいただきます
その間は、電話等のお問い合わせも休ませていただきます
ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします
また1月4日にお会いしましょう!

 

次に奥日光の道路状況を

28日現在、いろは坂から上の車道には全面積雪があります 
Dourojokyo08_1228 
スタッドレスタイヤは必須!なんだけど、やっぱりノーマルタイヤで来てガードレールに突っ込んでる車があるんだよなぁ・・・

 

 

さて、いよいよ本題
おわりだけどはじまり②は、湯元のスノーシューコースの様子を調べに 
Snowshoecourse08_1228

 

積雪は平均で30~40センチほど
吹き溜まりなど、ヒザ上くらいの箇所もあります 
08_1228_5 
まだ降りたてで雪が軟らかいので、スノーシューで歩くのにも苦労しそう

ちなみに、湯元のスノーシューコースの整備はこれからです
目印のリボンや看板、分岐点の番号などは、付いていないのでご注意くださいね (も)
 

 

 
 

で、終わり、ではなくて!!
「おわりだけどはじまり」のとおり、年明けから始まるイベントの下見も兼ねているのだぁ!

こんなことや
Hai08_1228

 

こんなこと
Jump08_1228_2

こんなことをしてきたのだぁ!!
Dive08_1228_2


おおっ!面白そうだぁ!!と思ったら「こんなこと」で冬の奥日光を遊ぶイベントにご参加を!
詳しくは日光自然博物館のホームページへ!! (も)

 


おわりだけどはじまり

2008年12月27日 | つぶやき

今年も残すところ数日、皆様いかがおすごしでしょうか?

さて、本日の我々は午前中は館内の大掃除、午後は…こんな格好で博物館隣の駐車場へGO!

Akanuma08_12271

実はこれは今春採用されたスタッフ(もう新人とは呼べないもんね)の研修の一環、XCスキーの練習風景。

来年に入れば、すぐに冬季のイベントやガイドなどがはじまります。せっかく雪が降ったのだから、という訳で実施した次第…

Akanuma08_12272

コラッ!(カナ)何遊んどるんじゃぁ~

2008年はもう終わりだけど、本格的な冬の活動に向けての準備が始まった…そんな日でありました。(仲)


暴風雪にご注意ください!

2008年12月26日 | 自然情報

朝目覚めると、部屋の中でも息が白い…

それもそのはず、外は一面真っ白でしたどうやら「いろは坂」の下からこんな↓状況。白くぼやけてみるのは雪が舞い飛んでいるからなのですっ。

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博物館前もこんな感じ。朝から、スタッフ皆で雪かきですが、雪+強風で顔が痛いっ?なんて、それすらも、なんだか楽しいのは、きっと(かば)だけなんだろうなぁ…

皆様はしっかり着込んで帽子に手袋、足元の装備もしっかりと準備して来て下さいね。間違ってもスニーカーにフリース1枚で外をうろうろしちゃダメだと思います。

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ちなみにこの雪、夜になっても勢いは衰えず!年明けからのあ~んなことやこ~んなことやそ~んなことが楽しみになってきました。

奥日光の冬はやっぱり雪でしょう!!! (かば)


ひょこひょこ

2008年12月23日 | 自然情報

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今朝の明智平です。とてもきれいな姿をみせてくれました。

木々の様子を撮っていると、手すりの真下でひょこひょこしている何かが…

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背中や尾の模様がかっこいいな~と思いながら写真を撮っていました。

帰って聞いて調べてみると、イワヒバリでした。

夏に奥白根山などの高山でみられる鳥で、冬は少し低い場所へ降りてきますが、

冬場はなかなか見られないそうです。

ラッキーな出会いでした

寒い季節にも、歩いてみると何かおもしろいものがみつかるかもしれませんよ (カナ)


小田代原 冬のあれやこれや

2008年12月19日 | つぶやき

きのうの戦場ヶ原に続いて、今日は小田代原へ
Odasiro08_1219

 

ハイキングコースの様子は戦場ヶ原と似たようなもの
Sekisetu08_1219_2 
日陰を中心に足首が隠れるくらいの積雪があります

 

ぐるっと一周歩くうちにこんなものが
Block08_1219 
木にはこんなリボンがぶら下がってる
Routesign08_1219

これらは、雪が積もって木道や柵が見えなくなったときのルートサインと湿原への立ち入りをふせぐ柵なのです

冬の利用者の間には、雪が積もるため
「雪が積もってれば植物だって傷まないだろ?大丈夫だよ」
とか
「道が見えないなら湿原を横切ればいいじゃない」
とかいう意見があるのです

さらには
「(立ち入りは問題ないから)貴婦人にさわりに行けるんだ!」
などの話しもあるのです

Tatiiri011224 
ずいぶん前の写真ですが・・・

確かに雪が積もればじかに植物や土を踏むことはなくなるけど・・・
 ・戦場ヶ原や小田代原は吹きさらしで比較的積雪が少ないこと
 ・人気があるのでたくさんの人が入り込む
 ・ついた足跡をなぞって歩く人が多いため、踏みつける場所は集中する
などの理由から、湿原内に立ち入らないでほしいというのが、地元関係者の考えなのです 

以前から、立ち入りについてその場で声をかけたりしていたけど、現場の目印がないのも問題だぁということで、環境省のボランティア団体がサインの設置を数年前から始めたというわけ

 

冬の利用は夏ほど厳しいルールに縛られず自由にアレコレできるのがいい!という意見はよくわかります
((も)だって利用者の一人だし、冬が好きなのですよ)
地元の受け入れ態勢が整ってなくて駐車場やトイレなど不便なことが多くて、申し訳ないとも思います

でも、奥日光の冬の利用は、年々人も増えてにぎやかに、使われるフィールドも広がってきています
冬だから、雪が積もってるから何でもあり!では済まない時期に来ていると思うんだなぁ

だから、奥日光の自然を楽しむ人みんなに、このことについて考えてほしいのです (も)

 

ちなみに、関係者が考えてひねり出したガイドマップも赤沼のトイレやレンタルショップで無料配布中
日光自然博物館のHP「奥日光 冬のガイド」からもダウンロードできます
ぜひご利用を!