戦場ヶ原からこんにちは

日光自然博物館がお送りする奥日光の自然情報+αです。

スノーシューで雪の森へ!のご参加ありがとうございました!

2015年02月28日 | 自然情報

本日「スノーシューで雪の森へ!2015」の第3回目が開催されました。

今日はお天気にも恵まれ、しかも雪はフカフカでまさに「スノーシュー日和」!!

今回も「がんばる班」・「のんびり班」に分かれて活動開始です。

 

今回の「のんびり班」は初めてスノーシューを履いた方が多かったにもかかわらず、

どんどん上がって・・・

途中、サルにも見守られ、

石楠花平まで上ってしまいました!皆さんすごい!!

 

一方、「がんばる班」は蓼ノ湖(たでのうみ)コース!

急な斜面を登ったり・・・

下ったり!

さらにもっと急な斜面にも挑戦・・・!!

全員で夏には見られない「蓼ノ湖」へ到着しました!

 

さて、今回で今シーズンのスノーシューイベントは最後です。

参加して下さった皆様、本当にありがとうございました!

 

まだまだ雪が残っている奥日光ではありますが、だんだんと春の足音も聞こえてきました。

これからの季節も楽しみな奥日光に、ぜひ足をお運び下さい!

(玉)

 

 

 


新・山の上からこんにちはvol.97

2015年02月27日 | 新・山の上からこんにちは

こんにちは、日光自然博物館です。
奥日光の自然情報を中心に、日光の最新の話題、さらに日光自然博物館のイベント情報を、カテゴリー「新・山の上からこんにちは」の記事として毎週金曜日にお伝えしていきます。


■今朝の奥日光-2℃ (博物館周辺 9:00時点)

今回は、いろは坂を下りて、霧降高原にあるキスゲ平に行ってきました。

(取材日当日に日光自然ガイド連絡会のスノーシューイベントが開催されていたので、参加してきました。)

平成25年の4月に日光市霧降高原キスゲ平園地として整備されたことで、

冬でもスノーシューやソリ遊びなどをする場所として利用することができるようになったのです。

冬のキスゲ平は・・・元スキー場ということもあり、幅の広い斜面は気持ちよいほど真っ白。

さらには、周囲の雪面がキラキラと輝いていたのです。

よ~くみると板状の形をした氷の結晶がびっちりとうろこ状に並び、

その一片一片が太陽の光を反射させていたのです。

そのような斜面を登りながら眼下に広がる雪山や日光市内の街並み、

斜面を滑走するスキーヤーなどを目で追いかけるも良し、

雪の滑り台を楽しんだり!

たっぷりの雪の場所にジャンプしたり!

頑張って登った広い斜面を駆け下りたり!

とイベントの参加者と一緒になって大はしゃぎしちゃいました。

キスゲ平園地は、駐車場やトイレが近い、喫茶店があるなど雪遊びをするには

とても便利な場所なのです。

これからスノーシューなどを始めたいという方は、まずはキスゲ平で気軽に体験してから、

奥日光の多様なフィールドに繰り出してみてはいかがでしょうか?(たか)

※今回紹介した日光市霧降高原キスゲ平園地の詳細は、こちらでチェックしてください。

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■企画展情報
『地域の記憶展~「先生」とよばれた二人の写真屋~』
平成26年12月2日(火)~平成27年3月29日(日)
中禅寺湖畔の歴史の紹介に加え、貴重なカメラなども展示しています。

■館内イベント情報
『冬のクラフト工房』
松ぼっくりや自然石を使ったクラフト体験を、入館料のみでお楽しみいただけます。


今日の出会い ♪

2015年02月22日 | 自然情報

今日、赤沼の歩道入口から少し歩いたところで、この鳥に会いました!

キレンジャクです!!
年によって渡来数に変動があるそうですが、今年も来ていますよ!

頭を下にして木の幹を歩けるという、私たちには絶対できない技を持つあの鳥にも会えました。

ゴジュウカラ!!
といえばこのポーズ!バッチリ決まってますね。

冬の散策も、いろいろな出会いが待っていますよ ♪ ♪


楽しく、自然を大切に戦場ヶ原を散策するための注意点です!!

湿原の中は、雪の季節でも立ち入り禁止です!
木道以外の所は歩かないよう気を付けてください。
といっても、

木道が見えない・・・

木道上には、30cm~60cmくらいの積雪がありました。
木道から外れると、ずぼっと踏みぬいてしまうので、注意が必要です。

戦場ヶ原を何度も歩いている人と一緒に行くと安心ですね。

今の状況では、赤沼~泉門池~北戦場ヶ原~光徳入口間のほとんどは雪が踏み固められているので、スノーシューなしでも歩けますが、登山靴にスパッツや、スノーブーツなどが必要です。念のためスノーシューを持っていくと安心です。


◇おしらせ◇

日光自然博物館は、2月23日~26日の間休館となります。

ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございませんが、何卒ご了承いただけますようお願いいたします。 (み)

 


 


アニマルトラッキング!

2015年02月22日 | 自然情報

という言葉をご存知でしょうか?

野生動物たちが残した足跡(アニマルトラック)を追いかけて、その暮らしぶりを覗いてみよう!

というものなんです。特に、雪が積もっているとその上に痕跡が残りやすいので、冬にぴったり。

21日(土)に開催したイベント「スノーシューで雪の森へ~アニマルトラッキング・スペシャル!~」では、参加者の皆様とそんな雪の森を探索してきました。

ご参加くださった15名の皆様、本当にありがとうございました。さて、その様子を少しだけご紹介。

 

抜けるような青い空、まぶしい雪、好奇心のおもむくままに、森の中へ歩いていきました。

足跡?フン?何かが見つかった瞬間、

「この歩き方は・・・」 「途中で木に登って飛び降りてますね・・・」 「ここで用を足していったのか・・・」

と、まるで探偵かなにかになったよう。

雪に空いた穴、倒木の下の空洞、怪しいところは見逃さない!

この日、キツネ、タヌキ、テン、シカ、ネズミ、ノウサギなどたくさんの動物のプライベートを少しだけ覗いちゃいました。

 冬の森は静かですが、こうして見ると実に活気がありますね~。

(文・あき)(写真・仲)


新・山の上からこんにちはvol.96

2015年02月20日 | 新・山の上からこんにちは

こんにちは、日光自然博物館です。
奥日光の自然情報を中心に、日光の最新の話題、さらに日光自然博物館のイベント情報を、カテゴリー「新・山の上からこんにちは」の記事として毎週金曜日にお伝えしていきます。


■今朝の奥日光-3℃ (博物館周辺 9:15時点)


雪が降る中、小田代原へ行ってきました。
 
この時期に小田代原を訪れたのは初めてだったのですが、シラカバの貴婦人は雪の白の中でも目立っていました。
周りの山々も雪化粧され、静かに大きくそびえ立ち、迫力があります。
小田代原までは赤沼から小田代歩道を通ったのですが、歩き始めから雪景色に感動し、あちこち見ては立ち止まってしまいました。
 
雪がふさふさと降っていましたが、そんな中だからこそ見えた景色。
静かな雪の森は冬の情緒がありました。
 
途中では青空も。天気によっても見え方が変わりますね。
雪の白さの中ではシラカバのクリーム色の部分、山肌の灰色がかった白さなど、白といってもさまざまな白さが際立ちます。 
そんな全体の風景に目を向けて歩いていたのですが、自分の手元に積もる雪にも美しさがありました。


雪の結晶がはっきりとしていて、雪が降っているというより結晶が降っている!と感じました。
よりよく見ると、結晶とその欠片が絡み合っているのがわかります。
ふっと息を吹きかけると、結晶は形を残したまま舞っていきました。
 
気象条件によって毎回違った発見や体験があるので、何度歩いても味わいつくせません。
また次に歩く時が楽しみになる道のりでした。(こ)
(この記事の内容は2月18日のものです。ご了承下さい。)

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■イベント情報
平成27年2月28日(土)『スノーシューで雪の森へ!2015』
いざ、奥日光の白銀の世界へ!!
自然解説員と一緒にネイチャーウォッチングや雪遊びを楽しもう!!
申し込み締切:2月21日必着

■企画展情報
『地域の記憶展~「先生」とよばれた二人の写真屋~』
平成26年12月2日(火)~平成27年3月29日(日)
中禅寺湖畔の歴史の紹介に加え、貴重なカメラなども展示しています。


■館内イベント情報
『冬のクラフト工房』
松ぼっくりや自然石を使ったクラフト体験を、入館料のみでお楽しみいただけます。