戦場ヶ原からこんにちは

日光自然博物館がお送りする奥日光の自然情報+αです。

日光自然博物館自然情報等提供ブログについて

2017年10月28日 | 自然情報

8月27日付の記事でお知らせしました日光自然博物館新ホームページ公開に伴うブログの扱い変更の件について、いまだに方針が定まらずご迷惑をおかけしております。申し訳ありません。

現状はブログ「戦場ヶ原からこんにちは」はgooブログサービスを利用したもの(当ページ)と日光自然博物館ホームページ内のブログの二本立てになっておりますが、最近は暫定的にホームページ内のブログを中心に情報発信をさせていただいております。

当ページをブックマークされている方は、日光自然博物館ホームページ内の「戦場ヶ原からこんにちは」(https://www.nikko-nsm.co.jp/blog/)を引き続きお楽しみくださいますようお願いいたします。(仲)


小田代原の草紅葉【9月21日】

2017年09月22日 | 自然情報

昨日の小田代原です。

ホザキシモツケが赤みを増してきて、その他の植物のほんのりとした色味とあわせてとてもきれいです。

小田代原の草紅葉=ホザキシモツケの赤!という方も多いのですが、多様な植物がつくるグラデーションやモザイク模様も小田代原の魅力です。実際にそこに立ってややひんやりとした風を感じながら眺めるこの景色は最高!ぜひご覧ください。(仲)

(最後の写真は東側ゲートとバス停の間から、美しい縞々がたまらんのです)


小田代原の小さな世界

2017年09月13日 | 自然情報

秋を感じる時期がやってきました。

小田代原を歩いていると、さっそく色付きだした草紅葉が!

赤く広がる世界をのぞいてみると…?

その正体は"ホザキシモツケ"!

この時期のホザキシモツケは小さな赤い実をつけています。

今ならまだ、可愛いピンク色の花も見られるかも!

 

小田代原を彩るのはホザキシモツケだけではありません。

さっきとは全く見た目が違いますね… これは、"アキノウナギツカミ"といいます。

少し変わった名前ですよね。どうしてなんでしょう?答えは茎を触ってみるとわかります。

あっ。トゲがついてる!そっと触ってみてね。

一説によれば、このトゲでウナギが釣れると考えられていたのでこの名前がついたんだとか。

 

 

 さて、小田代原には草原以外にカラマツやシラカンバなどからなる森林も広がっています。

木道わきの落ち葉をよく見てみるとこんな世界をのぞくことができますよ。

草紅葉を見に来たついでにこうした小さな世界にも目を向けてみてください。

新しい発見があるかもしれませんよ。

 

 宇都宮大学農学部森林科学科3年

井東 小野 細野

 


小田代原に秋の足音

2017年09月13日 | 自然情報

昨日の雨から一転、快晴の小田代原に行ってきました。気温も下がってそろそろ紅葉の季節。今の小田代原を見てみましょう!

まず見えるのは木よりも先に染まり始める草紅葉。

きれいな縞模様。白い貴婦人が映えますね~

 

写真を撮りまくる実習生たち、美しい景色に釘付けです。

そして撮れた写真はこれ↓

鮮やかに色づくアキノウナギツカミ。空とのコントラストがきれいです。

 

下だけではなく上も見てみれば、木の紅葉も始まりだしていました。

黄色くなった一本のズミが堂々と枝を広げています。

秋の盛りの前に今しか見られない小田代原を見に来ませんか。

 

ちなみに・・・・

今年生まれのノビタキの幼鳥を発見。生まれ育ったこの場所が名残惜しいからか、まだ残ってました。

この季節に見られる幼鳥も探してはいかがでしょう?

 

宇都宮大学森林科学科3年

遠藤、織田


あいらぶ写真展の開催について

2017年09月10日 | 自然情報

昨日から日光自然博物館では、「あいらぶ写真展」を開催しています。開催期間は9月9日(土)から11月19(日)までです。

栃木県内の写真家の方々(ほとんどはアマチュア)の日光の作品を33点展示しています。

小田代原の風景写真や

華厳滝の春など力作揃いです。

通常の観覧料で企画展もご覧になれますので、ぜひ日光自然博物館にお越しください。(とし)