湯ノ湖で「コカナダモの除去および湖畔清掃」を行ないました。
この大きな釣り針を組み合わせたような道具を湖に投げ込んで、
よいしょー！っとヒモをたぐり寄せると、
ごそっとこんなに！！
コカナダモは北アメリカ原産の水草で、湯ノ湖で大繁殖し、
在来種との競合や水質を悪化させているということで問題になっています。
この除去活動は毎年行なわれていて、とれる量は減ってきているそうですが、
実際にその量を見ると、深刻さを肌で感じますね。
今ある自然の状態は、永い年月をかけてできたもので、
でもちょっとしたことで、がらっと変わってしまうことがあります。
もちろん人為的な係わりがあっての今の自然の状態ですが、
人間の影響ってすごく大きいなぁって、普段思っていることを改めて感じました。
奥日光の自然を守りたいと思うだけではなくて、
そのために何ができるのか、行動に移していきたいですね。（み）
気分を変えて、早朝の戦場ヶ原に行ってきました。
気温は－６℃。かなり冷え込みます。
よく歩いている戦場ヶ原でも、
時間帯が変わるだけで見られる風景が変わっておもしろい
新鮮な風景を楽しみたい方は早朝がおすすめですよ！
ちなみに１０月中旬～雪が降るまでの晴れた穏やかな日には
運がいいと霜の降りた風景も見られます。（はた）
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★お知らせ★
戦場ヶ原の木道工事が始まっています。
一部交互通行になって、
歩きにくい区間もあるので、
気をつけてお越しください。
本日、魚と森の観察園にて「マスの採卵体験～命の生まれる森を見よう～」というイベントを行いました。
（中央水産研究所日光庁舎・全国内水面漁業組合連合会日光支所・自然公園財団日光支部・日光自然博物館 主催）
採卵体験では、実際に生きたマスのお腹を押して卵を出し、
精子も出して受精させるんです！まさに、命の始まり
そして、受精後１ヶ月ほどの卵の中で受精できずに白くなったものを取り出す、検卵体験も行いました。
みんな真剣そのもの。
その後は源流の森を散策する予定でしたが、雨天のため室内プログラムに変更。
ゲームで楽しみながら、生き物同士や魚－川－森のつながりを知ることができました。
このイベントは来年も行います。
命の始まり・命の生まれる森を見たい方は、ぜひ来年ご参加ください
（はる）
小雨ぱらつく中を今日も千手ヶ浜へ。（また、オオワシ・オジロワシか！と思った人…ご安心を。オオワシにもオジロワシにも振られちゃったから別の話題です。）
毎年、この時期になると千手ヶ浜通いが始まるのですが、オオワシやオジロワシばかりでなくバス通り沿いに現れる野生動物たちとの出会いも楽しみなのであります。シカやサルは比較的高い確率で現れますし、運がよければキツネとかテン、クマなどを見てしまうことも。
…と、いうわけで今日もシカ数頭を見つけてパチリ！
「奥日光へ来たらなにか動物に会えるかも」と期待をする方も多いと思います。ところが戦場ヶ原や小田代原周辺のシカは徹底的に排除されて（シカの増加による植生への影響を考えれば仕方が無いのですが、戦場ヶ原のシカを０頭にするというのはちょっと極端すぎる感じが…）めったに見られなくなってきてしまいました。
そんなわけで、今時期の赤沼～千手ヶ浜間の低公害バスはおすすめなのです。「野生動物見たい
」そんなあなたは、バスに乗って千手ヶ浜へ！
ただし、相手は「自然」。１００％の確立で見られるわけではありません、その点はご了承くださいね。（仲）
