にこにこ日記

原因不明の病気で寝たきりの長女ののこ、8歳年下の次女ニコ。二人の娘の成長、毎日の小さな小さな喜びを書き留めています。

キャベツがたべたいのです

2011-09-02 11:18:47 | お気に入り絵本
先日、ののこは授業の中で図書館へ行ってきました。

歩いて6~7分の所にある図書館は、
我が家にとってはほとんど自分ちの本棚のように利用しているなじみの場所。

ののこも散歩のときに立ち寄り、利用カードも作って絵本を借ります。

でも絵本って、人それぞれ好みがあるから面白い。

先生が借りてくる本、おとやんが借りてくる本、私が借りてくる本、ニコが借りてくる本
様々です。

その時に先生が選んだ本のうち、すごいのがありました。

「キャベツがたべたいのです」/シゲタサヤカ作 教育画劇

授業の最後に先生がののこに読み聞かせをしていると、
台所にいた私もついつい側にいって聞き入ってしまうくらい。

ひと言でいうと、シュール・・・というのかな?

主役の蝶々が青虫の頃大好きだったキャベツの味が忘れられなくて、
八百屋に行き、八百屋のおじさんに食べさせてもらう・・・・

という始まりなのですが、暴走していく話の展開に、ただ唖然、呆然。

なんて言ったって、絵も凄い。
こんなに可愛くないチョウチョを絵本で見たのは初めて。

いやぁ~ビックリした~

興味のある方は、是非一度おためしあれ!



この本かりま~す


私の図書館利用カードよ

いかたこつるつる

2011-06-20 11:29:18 | お気に入り絵本


先日の授業で、ののこが絵本を読んでもらっていた様子。

聞くともなしに、聞こえてきたその内容は、

イカとタコが食事をする。
イカはうどん(だったかな?)
たこはスパゲッティ(おそらく、だったとおもう)
それぞれ、「おいしい、おいしい」と食べるのだけれど、
そのうちイカもタコも、麺と自分の足がからまってしまって・・・
「いたいけど、おいしい。おいしいけど、いたいよ~」
と、自分の足と麺の両方を口にいれて苦痛の表情ながら食べ続けるイカとタコ。
とうとう自分の足だけでなく、お互いの足、お互いの麺まで口に入れてしまう。
タコもイカも「いたいけどおいしいよ~イカタコつるつる」となり、
最後のページには、
「ごちそうさま~」というセリフ一行と
空の器がふたつだけ・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(おかやん鳥肌全開)

この本を選んで借りてくる先生もすごい。

ののこもニコも相当気に入って大笑いだったこの絵本。
さすが子供。
さすが、ナンセンスの神様、長新太さん。

恐れ入りました