子供は一人じゃ作れない!非協力的な夫と私の妊活奮闘記

不妊治療に非協力的な夫クマ吉とすったもんだの末に妊娠。不妊治療の様子、高齢出産、育児の様子を綴っています。

長い冬が終わり判決へ。

2019-07-12 | 日記
イギリスの友人Mからすごく嬉しいメールが届きました。
 
 
「クマ子、彼は38か月間刑務所に入ることになったわ!!!!」
 
 
それはそれは長い長いメールで、Mが興奮冷めやらぬまま文を書いているのが伝わってくるものでした。
 
 
Mは私が22歳の頃イギリスで知り合った女性。私の母と同年代なので友人でありながら、私が人生に迷った時には母のように広い心でアドバイスをしてくれる心強い存在。
 
 
Mの人生は波乱万丈で、今回、長年の信頼関係をひどい形でぶち壊したの夫の罪を立件するために2年、裁判で戦ってきました。
 
 
夫の裏切りに心が崩壊しかけ、カウンセリングを受けながら戦ってきたのです。
 
 
そして今勝ち取った正義。
 
 
 
Mは20代で結婚して、1人息子のJを授かりました。が、夫のDVに耐えきれずほどなく離婚。その後、前夫は病気で亡くなり、遺産は一人息子Jが受け取りました。
 
 
離婚していたもののMの心は打ちひしがれ、それを夫の友人だった現夫、Iが癒す日々。
 
それがいつしか愛に変わり2人は結婚したのです。
 
 
 
クマ子もMの家を訪れるたびに彼女の家に泊めてもらっていたのでlとも面識ができたし、それはそれはステキなご主人でこういう夫婦っていいな😽と思っていたのですが、、、、。
 
 
実はこのl氏、彼女と結婚していたのですが、それ以前からほかにパートナーがいたのです。
 
 
Mと一緒に暮らしていたのですが週1回は海外出張やら国内出張。というのはウソでもう一人のパートナーとも暮らしていたんだからびっくり。
 
 
女性2人とそれぞれの家で二重生活をずーーーーーっと数十年間続けてきたのです!
 
 
そういえば、昔からMは良く言っていました。
 
「Iほど完璧な夫はいないんだけど不安が1つあって、、。彼は両親も他の親族も一切紹介してくれないのよね。結婚してからもあったことがない」
 
 
今考えるとそれもそのはず。別の女性とも暮らしてるんだもの。どっちが妻です、なんて家族に言えたもんじゃない。
 まあ、正式に結婚式を挙げたのはMだから正妻はMなんだけども、、。
 
 
しかもIの裏切りにはこれだけじゃなかった。
なんと何年もかけてMの前夫の遺産を盗んでいたのです。盗んだ額は日本円で約840万。
 
 
 
彼はMのサインを偽造してお金をそっと引き出していたのです。
 
 
 
この2つの裏切りに気づいたM。
怒り狂い夫に問い詰めたもののIはシラを切り、翌日には家から居なくなっていたとか。
 
逃げたのです。
 
 
MはそれはそれはIの存在に救われていたのです。
ここでは言えませんが、Mにはとある事情があったにも関わらずそれを受け止めてくれたのがIでした。
 
 
だからMは本当に幸せだと言っていたのに、、、。
 
 
 
全てが明るみにでた2年前、Mはボロボロの精神でIを犯罪で訴えることを決意。
 
 
何度も警察に掛け合い、何度も裁判所に出向き証拠を揃えて訴えること数えきれないほど。
 
 
 
そうしてようやく迎えた判決。
 
Iは懲役3年8か月。
元英国海軍だったこともあり、これは地元でニュースになり各紙もこぞって記事にしました。
それがこちら。
 
 
長かったMの冬。それがようやく昨日終わりました。
今日彼女はお世話になった警察の方へ贈る花を買いに行くそうです。
 
 
そして一緒に戦ってくれた友人と食事会をするのだとか。
 
 
久しぶりに嬉しそうなMのメールにクマ子もホッと一息。
頑張ったMに日本酒でも贈ろうかな、とさっそくお酒を探しています😊

隣の芝生は青いけれども。

2019-07-11 | 日記
杏ちゃん主演のドラマ「偽装不倫」がスタートしました!これは前に漫画で読んで、面白いなあと思ってた作品。
 
派遣社員として働くパラサイトシングルの主人公が3年続けた婚活に疲れ、旅行に出たとたんイケメンに出会う、、、というまさに王道ラブストーリーなのですが。
 
 
独身時代に読んでいたので、30歳過ぎての独身という肩身の狭い思いにすごく共感できたのでした。
 
 
ドラマを見ながらふと思い出したのがとある友人。
地元で働いていた時、月一回のペースで食事にいく独身女子仲間がいました。
 
 
クマ子を入れて5人。そのうちの1人、O先輩は年齢も違うし同じ部署になったこともないので、食事で集まる時に話すぐらいの仲でしたが、気がきつそうに見えてとってもナイーブな性格であることはなんとなく感づいていました。
 
 
 
O先輩は当時43歳の独身。とにかく食べることが好きで新しい店、雑誌で特集が組まれたフードは片っ端から食べるという人。
 
そのせいかポッチャリ体型ですがそんなことは気にしません。メイクやファッションには全く興味なく、食べることに幸せを感じる、、、そんな人でした。
 
 
ある日、5人のうちの一人、Pちゃんがめでたくお見合いで結婚が決まった時のこと。食事会を兼ねて彼女のお祝いをした時のことです。
 
 
みんなで「おめでとー!!」「どんなご主人?!」「いいなあー!」など言いながら盛り上がってると、突然O先輩が本気で泣き出したのです。
 
 
そんなにPちゃんの結婚に感動したのかー、と思っているとまさかの言葉が、、、。
 
 
「ううう、、、。結婚。そうやってみんなそうやってどんどん人生を進めていくんでしょ。そうやって幸せになっていくのになんで私だけ不幸なの??私だって結婚して孫を親に見せてあげたいのに43で独身。子供はもう無理。お父さん癌なのに、、、」
 
 
まだアルコールも入っていない段階だったので一気にその場がシーンとなりました。そして気まずいまま食事会は終了。
 
 
この後も誰かが結婚したり出産したりすると、O先輩はこんな風な発言で周りを凍らせていたのです。
 
 
 
一度、クマ子は失礼を承知で言ってしまいました。
O先輩、結婚したいなら、婚活しましょうよ。ダイエットもしてファッションも変えてメイクもレッスンに通って綺麗になって見返してやりましょうよ!と。
 
 
すると彼女はこう言ったのです。
 
 
「内面を見てくれる人がいい」と。
 
 
この時思ったのです。
この人は努力をしないで他人の芝生が青いのを恨めしく思っているだけだ、と。
 
クマ子は知っています。
Pちゃんだってもともとポッチャリでした。でもお見合いをするにあたりダイエットをしてスリムな体型を手に入れた上、維持をする努力をしていました。
 
お見合い相手に一目惚れして一度振られたのだけど、自分が必死のなって再度振り向いてもらえるようになったのです。
 
 
出産した友達も、ずっとずっと長年不妊治療をしていました。辛いこともあったでしょう、でも会社ではそんな素振りをみせずいつもニコニコしていました。
 
 
 
O先輩は何も努力をせず内面を好きになってくれる人がポンっと目の前に現れるのを待っているだけ。
 
 
 
それでいて隣の芝生が青いことを恨めしがっているようにクマ子には見えたのです。
 
 
 
自分の人生は自分で切り開くしかありません。誰かが幸せをお膳立てしてくれることはありません。
 
 
人と比べたら自分がみじめになることだってたーーーーっくさんあります。そんなことしてたらキリがない。
 
 
 
そもそも比べてどうするのか、という話です。
 
独身の人は家族がある既婚者が羨ましい。
既婚者は自由がある独身が羨ましい。
 
子供がいない人は子供がいる人が羨ましい。
子供がいる人はいくつになっても恋人のような夫婦二人が羨ましい。
 
 
どんな人生でも立場が変われば隣の芝生が青いもの。
だから比べるなんて意味がない。
 
 
大切なのは自分が今を生きているかということ。
それができていれば良いのです。
 
 
人生が楽しくなるもつまらなくなるもあなた次第。
それなら与えられた環境で楽しく生きていたいものです。
 

怒る母。

2019-02-27 | 日記

家で仕事をしているとスマホの着信音がなりました。後出かけなおそうとそのまま出ないでいたら、なかなか鳴りやまない呼び出し音。

 

急ぎの要件かと思い仕方なくスマホを手に取ると実家の母からの着信でした。

 

「もしもしクマ子?いま電話で話できる??」

ちょっと興奮してる感じの母。私が少しなら大丈夫だよ、と言うと・・・

 

「聞いてよ――――!!!!」

 

母の怒り爆発!

 

聞けば来年度からeTAXで確定申告をしようと思い、母本人のeTAX用IDと父のID取得のため税務署に行ったそう。昨年9月末に立派で大きな封書で「ご家族代理人様でもID取得ができます」と通知がでかでかと来ていたので、てっきり母は父のIDも一緒に取得できると思い、必要書類をそろえて税務署に行ったそうですが・・・。

 

 

答えはNOOOOO。

 

 

E-TAX用IDは本人が来て確認をとらないと取得できないとのこと。

 

母としては納得いくわけない。なぜなら手元に税務署から送られてきたでかでかとした封書に「代理人でもID取得できますのでご利用ください」と通知されているのだから。

 

「こういう案内が昨年9月に届いているんですよ??それでだめとはどういうことですか?」

問い詰めると係の人は「お待ちください」。

 

 

わかる!このシーンがありありとクマ子の目に浮かびます。「お待ちください」。これ、役所の常套句。

 

 

結局3人の人に「お待ちください」と言われ、たらいまわしをされて待たされた挙句、帰ってきた言葉は

「実はその案内が間違えていまして、12月ごろに内容訂正のお葉書を一斉に送付しているのですが・・・・」

 

 

という回答。

 

母はとても几帳面なので郵便物もきっちり目を通し、要、不要を判断する人。その母がはがきは受け取ってないという。

 

「100歩譲って代理人様のID取得はできません、という訂正のはがきを送ったとしてもよ?9月にこんなご立派な大きな封筒で代理人取得できます!!!と案内しといて、訂正は小さなハガキ1枚で済ますなんて。どういうことよ!!!!!」

 

 

 

わかるわかる。

 

お役所ってなんで「決まりですので。」「ご通知しておりますが」とか言い訳のオンパレードなんだろう。なかなか申し訳ありません、とかちゃんとした謝罪の言葉がでてこない。

 

 

そもそも大々的に代理人のID取得を告知したその販促物代や郵送費は税金で払われているのに、それらが全部ミスインフォなうえ、訂正のハガキをちまちまだしているなんて・・・。

 

 

「ゆるせなーーーーい!!!!」

 

 

 

ここまで一気に話して母はようやくいつものマダムさを取り戻しました。

 

「誰かにこの怒りを今すぐ聞いて欲しくて。すっきりしたわ、ありがとう。」

 

 

そういって電話が切られました。

母ももうすぐ70歳。でもこの調子だとまだまだ元気そう。

元気なうちにクマ子の子供をだっこしてほしいなあ。

 


一人でがんばらないで。

2019-02-12 | 日記

さきほどスマホに届いた速報ニュースを見ておどろいた。

水泳の池江璃花子さんが白血病であることがわかった、と。

 

きっとご本人は絶望しているだろう。オリンピックの前のこの時期になぜ私なんだ、と。高校生ながら輝かしい記録を次々とうちたてる、日本の水泳界を担う選手なだけに、ご本人が一番つらいと思う。

 

がんばれ、池江選手。

いままで厳しいトレーニングで心身共に鍛えてきて、プレッシャーがかかる大会でも結果をだしてきたあなたなら、きっと克服できる。渡辺謙さんのように克服することができるはず。

 

「病気」という気持ちに負けないで欲しい。

でも、泣きたいときは思いっきり泣いてほしい。

辛い時はつらいと周りに言ってほしい。

 

 

ひとりだけでがんばらないで。

 

ずっとずっと応援してます。

 

 

 

 

 

 


クリスマス前デート

2018-12-08 | 日記
なにかと凹んだ1週間でしたが、気持ちも落ち着き週末を迎えております。

今日はクマ吉と一緒にイルミネーションを堪能した1日でした。

まずは恵比寿で遅めのランチ。クマ吉と付き合っている時にデートできたピザの名店ダ・ミケーレ。本場イタリアはナポリのピッツァをいただけるお店です。


中でもオススメはピザ生地の上にトマトソース、スライスしたにんにく、そしてオイルが少しかかった超シンプルピザ。

チーズはのっていません。具ものっていません。生地とソースを堪能するピザなのですが、これが予想外の美味しさ。はあ、幸せ過ぎる


ピザランチの後は恵比寿をブラブラ。そして毎年恒例、恵比寿ガーデンプレイスのバカラツリーを眺めながらコーヒータイム。

暮れなずむ街にその輝きを一層放つバカラツリーは幻想的。特に話すこともなく2人でぼーっとツリーを見つめます。


その後は今日のメインイベント、渋谷の青の洞窟イルミネーション。

初めて見ましたが不思議な空間が広がっていました。街路樹が青のイルミネーションに彩られ、反射し、空間が青一色。どこかの異世界に迷い込んだよう。

とても美しい景色なのですが、残念なことに写真で撮ると画面が白くなって映えないのです。
あちこちで「綺麗に映らないねー」と言う声。クマ子も映えない写真になってしまいました



けど、こうやって夫と2人で街をウロウロするのはとても楽しい。オシャレして夫と手を手を繋いで雑貨屋さんをのぞいたり。

子供はもちろん欲しいけど、こうやって夫婦一緒に過ごせる時間も貴重なもんだな。


今のうちにたくさんデートして、オシャレを楽しもうと思います