子供は一人じゃ作れない!非協力的な夫と私の妊活奮闘記

不妊治療に非協力的な夫クマ吉とすったもんだの末に妊娠。不妊治療の様子、高齢出産、育児の様子を綴っています。

相手を認める。

2020-02-24 | 私と夫の高齢出産からの育児日記

里帰りから戻ってきて一番の不安要素はワンオペ育児になること。


そうでなくてもクマ太郎は泣きが激しいので家事だってろくすっぽできません。

 

だいたい夜中の2時と5時にクマ太郎はおっぱいくれーーー‼️ほぎゃー‼️と泣き始めます。


6時にクマ子たちが起きるとその気配でまたほぎゃー‼️


8時ごろ、オムツ替えてくれーーーほぎゃー‼️


10時ごろ、おっぱいよこせ〜ーほぎゃー❗️


お昼を食べようとしたらほぎゃー‼️


トイレに行こうとしたらほぎゃー‼️



授乳してから落ち着かせるまで少なくとも1時間はかかるので、まとまってなにかをする時間が今はありません。

 

食器を洗う時間も洗濯機を回す時間も干す時間も食事の時間も、とにかく様子を見て空いた時間にとぎれとぎれやる感じです。


なので朝食や昼食後の食器を洗い終えるのが3時間後


寝足もあるし毎日クマ子はクタクタです 



それでもクマ子が毎日頑張れる理由。


それはもちろん愛しい我が子の存在はあるのですが、夫のクマ吉の存在です。



出産前、同期で同い年の男性からこう言われていました。 


「子供が生まれたら確実に夫婦間は険悪になるよ〜」と。


そこの夫婦は奥様が専業主婦、ご主人は毎日出張とお付き合いで不在か帰宅は午前様。


徐々にすれ違い始め、もう家では話すこともないんだとか。



いざ我が家にクマ太郎が産まれてクマ子が育児に追われて髪を振り乱して毎日過ごしているのをクマ吉はどう感じているか?


それは彼が会社から帰ってきた時にわかります。


つい先日も会社から帰ってきたクマ吉。


「クマ子いつもお疲れさま」


その手にはグラマシーニューヨークのホールのチーズケーキがありました。


「毎日頑張ってるから美味しいスイーツ食べてちょっとリラックスして」


そう言って手渡されたスイーツ


そう、クマ吉は会社帰りに良くクマ子の好きな物を買ってきてくれるようになったのです。



お疲れさま、という言葉を添えて。



ああ、私が頑張ってることをこの人は認めてくれてるんだ


それだけでどんなに心が救われるか。

そしてクマ子もクマ吉の頑張りを認めています。


毎日出来る限りクマ太郎の面倒を見てくれているんですもの。



相手の頑張りを認める。

言葉に出して感謝する。


たったこれだけのことなんですが、それが出来るとできないでは大きくメンタルがお互い変わってしまうように思います。



相手を認める

これが日々の生活で大切なことだと、気がつかされる毎日です


つながらないのよ

2020-02-24 | 私の夫の妊活の末の妊娠日記

こちらに戻ってからクマ吉が出勤中はクマ太郎と2人きりのクマ子。クマ太郎は相変わらず泣きぐずることが多く、1日の80%は泣いています。

 

それでもだんだんその泣きにも慣れてきて気にならなくなりつつあったのですが。

 

困った事態が発生。

 

 

夕方から急に泣き始め、そのままその泣きが喚きに変わり、ついには金切り声になってしまったのです・・・。

 

夕方4時から泣き始めたと思ったら気が付けば間もなく6時半。2時間半ほど泣き続けていることになります。クマ子はどうして良いかわからずおろおろ・・・

 

 

泣く子だけどこんな泣き方でこんなに泣き続けることは今までなかったのに。

一体何がだめなの???

 

おむつを替えてもだめ、おっぱいは咥えないし、何がイヤなのかわからない。

 

2時間半泣かれてこちらもほとほと疲れてしまっているのにどうしようもない。近所に相談できる人もいない。知り合いもいない。

 

どうしよう

どうしよう

 

 

クマ子もどうして良いかわからなくって泣きたくなりました。

赤ちゃんの言葉が理解できない。

 

クマ子だって疲れたんだよう・・・

 

 

「なんで泣くの?どうしたの?ねえ、お母さんに教えてよう・・・」

 

話しかけてもクマ太郎は答えるはずもなく、泣きわめくだけ。

 

ほとほと困ったクマ子の目にはいったのは、もしもの時にと切り取っていた子育て困った時の相談ダイヤル。

 

電話で相談を受け付けてくれるという公の電話相談センターです。

 

そうだ、こういう時にこそ利用しないと・・・電話応対は6時半まで。あと15分で終了だ。

慌てて電話をかけました。

 

この時のクマ子の心境は誰かに相談したかった。話を聞いて欲しかった。どうしたら良いか教えて欲しかった。

 

書かれた番号に電話すると・・・

 

 

「只今、大変電話が込み合っております。恐れ入りますが・・・」

 

 

つながらない!!!!

もう一度かけてみてもつながらない。

何度かけてもつながらない!!!!

 

 

そうしている間にもクマ太郎は「きっぃいいいいいいいいいい」と金切り声をあげて泣き叫び続けています。

 

 

ちょっと待ってよ、もうすぐ6時半じゃん・・・電話つながらないまま終わっちゃうじゃん。

 

何のための相談ダイヤルだよ!!!!

 

苛立ちと焦りがクマ子を徐々に支配していきます。

クマ太郎とクマ子だけの空間。

相談センターにつながらない電話。

 

募る焦燥感。

 

 

電話は結局つながりませんでした。

 

 

望みが絶たれた気分のクマ子。

このクマ子の様子を感じたのか、はたまた泣きつかれたのか、クマ太郎は気が付くとクマ子の腕の中で寝息を立て始めていました。

 

良かった・・・

 

ほっとしました。

本当に。

心底ほっとしました。

 

この泣きはキツイ。

 

収まったからよかったものの、このまま続いてたらクマ子もどうなってたか。

 

 

こういう公の相談の場の問題点は定時に、しかも夕方には終わること。

 

子育てをしていて不安になるのは、だいたい夕方から夜中。日中は何かあってもどこか電話できるところがあるものですが、夜になるにつれてサポートしてもらえるところがなくなってしまうのです。

 

 

今は働き方改革もあって夜に仕事をすること自体、行政的にNGなのかもしれませんが、近くに知り合いも親もいないクマ子たち夫婦のような子育て世代のためにも夜間のサポートを充実させてくれたらなあ、なんて思ってしまいました。

 

 

しかしクマ太郎はなんであんなに泣いていたんだろう。

未だに謎です。


自分の時間がないのです

2020-02-15 | 私と夫の高齢出産からの育児日記
ついについにクマ子、クマ吉、クマ太郎の3人の生活が始りました!



戻ってきたその日に段ボール2箱が届き、
翌日には3箱。

中には里帰り中に膨れ上がったクマ太郎の服やら保湿剤やらあまったおむつやらおむつポットやらが実家からドーンと送られてきました😓


もともとクマ吉が独身時代から住んでいたこの1DLKには多すぎる荷物‼️


超潔癖症のクマ吉は悲鳴をあげています😓



ベビーベッドも場所をとるし、この住まいもそろそろ限界かなあ。



実家では夜通し泣いていたクマ太郎は新しい環境でも変わらずギャーギャー泣いています😊

オムツがおしっこでちょっと濡れただけでもぎゃー!

夜、真っ暗にしてもぎゃー!

お腹が空いてもぎゃー!

粉ミルクが最近嫌でぎゃー!


でもウンチをしたら静かに放心状態やりきった感満載です


クマ太郎を一瞬一人にして、とりあえずご近所さんに挨拶を、と思い用意しておいた品を持って訪問してはいつもお留守で、、、。



走って家に戻るとクマ太郎はクマ子がいないことに気づきぎゃーー!


そんなこんなでさっき起きたと思ったらもうすでに夜。

お風呂に入れて、寝かしつけて、夜中2回起きて授乳して、また朝が来て、、、。



自分の時間が、ない。


本当にない!!!


着替える時間さえない!!



これが子育てか、、、。


母からの手紙

2020-02-15 | 私と夫の高齢出産からの育児日記
里帰りしたときのこと。
新大阪駅まで車で送ってくれたクマ子父母。

この時、駅の改札口で母から「新幹線で読みなさい」と手紙を渡されました。



新幹線の中で、さっそくクマ子は手紙の封を切りました。


クマ子へ、から始まる母の手紙。
万年筆でしたためられた母の綺麗な字がそこにありました。



「クマ子へ


クマ太郎が産まれてから二ヶ月、私もクマ太郎から多くを学びました。
クマ子もよく頑張っていましたね。母親として5点満点なら5をあげたいけど、ここは厳しく4とします。

これから先、クマ吉さんとクマ太郎の3人の生活が始まります。

知り合いがいない地での育児は大変でしょう。決して無理はしないこと。無理をしてあなたが体を壊したらクマ太郎も困ることになります。

何かあったらすぐに連絡ください。離れていますが、出来る限り協力します。

クマ吉さんと仲良く2人で力を合わせてね。

いつも応援しています。

母より」


横をふとみるとクマ吉の膝の上ですやすや眠るクマ太郎。
クマ吉もうとうとしています。

なぜか。
涙がこみ上げてきました。


母の手紙にはまぎれもなく母の無償の愛がそこにあったのです。


クマ子はとにかく母に反抗してばかりでした。


小さい頃から躾に厳しかった母。

箸の上げ下ろしはもちろん、
和室のふすまの開け方、閉め方。
角盆丸盆の持ち方、
緑茶の入れ方、
畳での挨拶の仕方。


洋室の扉の開け方閉め方、
紅茶の入れ方、
挨拶の仕方に言葉遣い

手紙の書き方に時候の挨拶の使い方。花の名前まで。


どこにいっても恥ずかしくない女性になるように、と茶道も教えられました。



でも、どんなときも母は私の母でした。


子供の頃は夜、寝る前にベッドの上で一緒に本を読んでくれました。

体調が悪い時は必ず側にいて、胸をトントン、と軽くたたくようにして寝かしつけてくれました。


思春期になり、反抗してばかりになっても、それでも私を常に心配して愛してくれました。


家を飛び出してイギリスに勝手に行ったとき。

頻繁に母から手紙が届きました。


必ず時候の挨拶から始まる母の手紙。そして2行目には必ず元気ですか?と。



そしてクマ子が母になった今も、母は母なのです。


私はどれほど母に愛を注がれてきたんだろう。


今、自分が母になり、母の気持ちを思うと、胸がきゅうっと締め付けられるような、甘いような、なんともしてない感情がこみ上げてきて。


お母さん、ありがとう。


はっきりと言葉に出してしっかり母に感謝を伝えたことがあっただろうか。


これからは都度都度伝えよう。


お母さん、ありがとう、と。



母からの手紙は私の一生の宝物になりました。


新幹線で電子レンジを

2020-02-13 | 私と夫の高齢出産からの育児日記
長いようで短かった里帰りもいよいよ終了。無事東京に戻ってきました

新大阪まで来るまで送ってくれたクマ子父母。

改札口でクマ太郎に名残惜しそうな顔で別れを告げていて、その姿にクマ子は胸が熱くなりました。


実家ではほんっとに父母、そして兄の協力があってクマ太郎の面倒をみることができたんです。


クマ子一人だったらもしかしたら産後鬱になっていたかもしれない。

それぐらい赤ちゃんとの生活は最初は辛くて辛くて。


家族には感謝してもしきれません。


家族の存在はとてもありがたいですね。この時の気持ちを忘れないようにしよう


さて乳幼児を連れての新幹線はドキドキでした!なんといっても子供を連れてなんて初めてのことです。


新大阪駅まで迎えに来てくれたクマ吉と東京行きの新幹線に乗りこむ時の緊張感。


今まで子連れの人たちをなんとも思わずみていましたが、ベビーカーと抱っこ紐のダブル使いのパパママさんはこんなに大変だったんだなあ。


クマ太郎は縦抱きをすごく嫌がるので抱っこ紐はまだ使えないのでベビーカーで移動です。


新幹線内で泣きませんように、、、と祈っていたのですが、もう祈っても仕方ない。泣いたら周りの人に謝ってさっとデッキに移ろう。

それぐらいの気持ちじゃないといろいろ心配し出したらキリがありません。


車内で授乳するときに多目的室を借りられないければ粉ミルクを用意しなくちゃいけません。

液体ミルクでもいいのですが、クマ太郎はハイハイ以外の粉ミルクだとすごく便秘になっちゃうんです。

なので車内でハイハイの粉ミルクを作ることに。


ここで乳幼児のパパママさんに朗報。
新幹線内で水を温めてもらえることをご存知ですか??


哺乳瓶に赤ちゃん用の水を入れて物品販売のお姉さんに声をかけると電子レンジで温めてもらえるそうなのです!

なのでクマ子はお湯と湯冷ましそれぞれをステンレスポットに用意しませんでした。

500mlのベビー用の純水を1本買って、哺乳瓶に粉ミルクを溶かす分量の水だけをいれて車内のお姉さんに声をかけました。


すると慣れていらっしゃるのか、快諾いただきすぐに電子レンジで温めてくださいました!


それにベビー用の純水常温を注ぐとちょうど良い温度🥰


新幹線のサービスありがたいです!!


クマ太郎は終始おりこうさん。
新幹線の揺れが心地よいのか、ほぼずーとクマ吉の腕の中で寝ていました😌


すごく疲れたけど、初めての長距離移動は問題無く終了。


ああ、とにかく疲れた。
早く寝たいけど寝かせてくれないのがクマ太郎。


これからも寝られない日々が続きそうです😅